

街角に突如として現れた巨大なキノコ。
そんなファンタジックな光景を現実にしてしまったのが、2025年にシドニーで展開された、映画『スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』の公開を記念した屋外広告キャンペーンです。
バスシェルターがまるで“キノコのおうち”に変身。通勤途中の大人から子どもまで、思わず足を止めてしまうユニークな屋外広告が登場しました。
シドニーのバス停がスマーフのキノコの家に!
今回、パラマウント・ピクチャーズが仕掛けたキャンペーンの舞台は、シドニーの東部や北部に点在するバスシェルター。そこに出現したのは、スマーフたちが住むキノコの家を再現した巨大な3Dバスシェルターです。
真っ赤なキノコの屋根は、夜になると幻想的に輝くネオンライトで彩られ、側面にはスマーフたちのイラストが描かれています。


子どもたちだけでなく、大人たちも思わず足を止めて写真を撮る姿が見られました。


スマーフの世界をのぞき穴で楽しむ新体験
見た目だけでなく、細部にもこだわりが光ります。特に注目すべきは、シェルターに設けられた「のぞき穴」。


何気なく覗き込むと、映画のワンシーンを彷彿とさせるサプライズなビジュアルが隠されています。のぞき穴の中には一体何が…?このワクワクする仕掛けは、遠くから眺めるだけでなく、触れて感じ、参加したくなる体験を生み出します。


Spark(@sparkbrighterthinking)によって制作され、機能性と遊び心を両立させたこのストリートファニチャーは、ただの広告にとどまらず、「ちょっと寄ってみたくなる体験型スポット」となっています。
関連情報
日常の何気ない風景の中に突如現れるファンタジー。人々の心に残るのは、企業ロゴではなく「笑顔」や「驚き」といった感情体験です。
日本でも9月19日に公開される映画『スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』。どのような仕掛けが展開されるのか、とても楽しみですね。
『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』は、2025年9月19日(金)日本公開です。
( 情報・画像出典: JCDecaux Australia / Instagram )
( 情報出典: Veridooh / LinkedIn )
『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』に関連する話題では、スマーフの世界観を立体的に再現した海外劇場グッズも紹介しました。パパスマーフやクラムジーなど人気キャラクターをモチーフにしたポップコーンバケツやドリンクカップが、アメリカやブラジルの映画館で展開中です。


また、Airbnbが開催する「スマーフの森で過ごす1日体験」も紹介しました。スマーフの帽子を手作りし、森でアーチェリーやダンスを楽しむ、映画公開記念の特別イベントです。


ユニークなバス停広告に関連する話題では、実写版『ヒックとドラゴン』公開に合わせてロサンゼルスに登場した、バス停の上の巨大トゥースレスも紹介しました。まるで本物のような造形が通行人を驚かせる、圧巻の屋外広告です。


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