「お粥」でできたドレス!? ロンドンファッションウィークで衝撃のデビュー

「お粥で作られたドレス」の画像
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ロンドン・ファッションウィークで予想外の注目を集めたのは、ハイブランドの最新コレクションではなく、なんと「お粥のドレス」でした。
クエーカーオーツが手掛けたこの挑戦的な作品は、「Deliciously Ugly(おいしくて醜い)」キャンペーンの一環として登場しました。

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食とファッションの融合:クエーカーオーツの「お粥のドレス」

クエーカーオーツがデザインしたこのドレスは、クリエイティブスタジオのUncommonによって制作され、200万人のフォロワーを持つTikTokインフルエンサーのLily Roseが着用しました。

彼らは、食べ物の世界とファッションの世界を融合させることで、新たな視点を生み出しました。

「お粥で作られたドレス」の画像

ブーツまでオートミールで覆われたこのルックは、まさに「オートクチュール」と呼ぶにふさわしい作品で、ファッションウィークの来場者たちを驚かせました。

ファッションの常識を覆す!バレンシアガとクロックスに続くお粥のドレス

一見「奇抜」と思えるこの「お粥のドレス」には、実は従来のファッションへの痛烈な皮肉が込められています。

ファッション業界は常に「美しさ」を追求していますが、その定義は時代とともに変化してきました。バレンシアガのゴミ袋を模したバッグや、クロックスのサンダルが高級ブランドのランウェイに登場するなど、「醜さ」をあえて取り入れるスタイルが注目を集めています。

クエーカーオーツは、こうしたファッションの風潮に着目し、「お粥は他のシリアルのようにカラフルでもおしゃれでもないが、だからこそ本物であり、リアルフードだ」というメッセージを込めています。
この試みは、まさにクエーカーオーツの掲げる「Deliciously Ugly(おいしくて醜い)」というコンセプトを体現しています。


関連情報

Lily Roseはこのドレスについて、次のように語っています。

時には、私たちは完璧を求めすぎることがあります。
私たちは皆、時には醜い一面を持っています。
人々はそれをもっと受け入れる必要があります。


インタビューの最後には、バッグから本物の粥を取り出し、握手とともに差し出すというユーモラスな演出もありました。

この取り組みは単なる広告キャンペーンではなく、「見た目ではなく本質を大切にしよう」という現代社会への重要なメッセージを伝えています。

先日、アメリカの理髪店「Sport Clips」とスポーツキャップブランド「Lids」が共同開発した、髪型を隠さずに帽子を楽しむことができる透明キャップ「Clear Hat」を紹介しました。

また、スニーカーの全長が1メートルにも達するアディダスの長いスニーカーを紹介しました。

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