

アメリカのアイスクリームブランド「ハーゲンダッツ」が、特別なアイスクリーム専用のカスタムカー「アイスクリーム・キャデラック」を制作しました。
この車両は、『ワイルド・スピード』テズ・パーカー役で知られる俳優リュダクリスの発案で、世界的に有名なカスタムカーショップ「ウェストコースト・カスタムズ」とのコラボレーションによって実現しました。これは、スーパーボウルに向けたプロモーションの一環です。
特製冷凍庫とサウンドシステムを備えた究極のアイスクリームカー
夢の発端はリュダクリスの一言
このアイデアは、人気ラッパーで『ワイルド・スピード』への出演で知られる俳優リュダクリスが、ウェストコースト・カスタムズのCEOライアン・フリードリングハウスに電話をかけたことから始まりました。
くそ、俺はただ、いつでもこれを持っていたいんだよね。特に移動中は。運転するのが好きだし、アイスクリームも大好き。
アイスクリーム…待て待て、思いついた!
アイスクリーム冷凍庫トランクだ!
彼の発想はシンプルながら斬新で、「アイスクリームの冷凍庫をトランクに搭載した車を作ろう!」というものでした。
この発言が現実となり、ウェストコースト・カスタムズの手によって1963年式キャデラック・シリーズ62コンバーチブルが「アイスクリーム・キャデラック」として生まれ変わりました。
ハーゲンダッツ仕様にカスタムされた唯一無二のキャデラック
このカスタムカーは、ハーゲンダッツのブランドカラーを取り入れた特別なデザインが特徴です。


ボディはクリーム色と深い赤紫色のツートンカラーで、通常のクロームパーツはすべてボディカラーに合わせて塗装されています。また、ホイールやトランク、フロントフェンダーにはハーゲンダッツの特製バッジがあしらわれています。
車内にもクリーム色のレザーシートと深い赤紫色のレザーダッシュボードが採用され、特注のセンターコンソールにはアイスクリームコーン専用ホルダーが装備されています。


最大の目玉は、トランク内に搭載された特製冷凍庫です。


トランクの蓋はミラー仕上げになっており、開くとLED照明が輝きます。その中にはハーゲンダッツのアイスクリームバーがぎっしりと詰まっており、さらにサブウーファーとスピーカーも設置されています。まさに「アイスクリームを楽しむための究極の空間」となっています。
アイスクリーム・キャデラックはスーパーボウルへ向けて出発
「アイスクリーム・キャデラック」は、スーパーボウルが開催されるニューオーリンズに向けて出発します。出発地点はロサンゼルスで、目的地までの道のりは特別なトレーラーに載せられて移動します。このトレーラーは大きな窓があり、車の様子が常に見えるようになっています。
ニューオーリンズに到着後は、ハーゲンダッツのチョコレートバーの配送に使用される予定です。
さいごに
リュダクリスが関わったハーゲンダッツのアイスクリームキャデラックは、彼のアイデアから生まれた「アイスクリーム冷凍庫付きトランク」を搭載した、アイスクリーム愛好者にとって夢のような車両です。
リュダクリスは、ハーゲンダッツのスーパーボウルCMにも登場しています。CMにはヴィン・ディーゼルとミシェル・ロドリゲスが出演し、人気映画『ワイルド・スピード』の世界観を彷彿とさせる内容となっています。


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