誰もが知る童話『ピノキオの冒険』に登場する木の人形……、その愛らしいイメージを覆す、2025年公開予定のホラー映画『Pinocchio: Unstrung(原題)』で使われるアニマトロニクスのピノキオが発表されました。
パブリックドメイン化された児童小説作品を題材にしたホラー映画シリーズ「ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース(別称プーニバース)」に登場する新たな“恐怖のピノキオ”は、CGを一切使わず、実際に制作された「リアルに動く人形」です。
このピノキオは特殊効果アーティストによるCG無しの「リアルに動く人形」!
『Pinocchio: Unstrung』のピノキオは、特殊効果アーティストのトッド・マスターズによるCG無しの「リアルに動く人形」。
従来の可愛らしいイメージを覆しています。
マスターズは『チャイルド・プレイ』や『デューン 砂の惑星PART2』に携わった実力派で、今回のピノキオも不気味かつリアルな動きを実現しています。
( 画像出典: Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2 / X )
映画の監督を務めるリース・フレイク=ウォーターフィールドは「この映画では、人形そのものから映画のタイトルカードに至るまで、あらゆる場面で実写効果を取り入れます」とコメント。
このリアルな人形が、観客に一層の恐怖感を与えることを目指しています。
11月1日に公開された短い映像では、このピノキオが動く様子が映し出されています。
Meet Pinocchio. 🥹 pic.twitter.com/Klly3yIdlS
— Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2 (@poohbandh) November 1, 2024
ピノキオの顔がゆっくりと動き、口を開けたり、じっとこちらを見つめたりと、その表情だけでも背筋が凍るような恐怖を感じさせます。
実物の人形を使用したことにより、CGに頼らないリアルな恐怖感が生まれています!
『Pinocchio: Unstrung』はツイステッド・チャイルドフッド・ユニバースの一環
『Pinocchio: Unstrung』は、パブリックドメイン化された児童小説作品をもとに、おなじみのキャラクターが恐怖に満ちた姿で蘇る「ツイステッド・チャイルドフッド・ユニバース(別称プーニバース)」の最新作として制作されています。
2023年公開された『プー あくまのくまさん』ではじまったこのシリーズ、2024年8月には続編『プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち』が公開されています。
2025年には、『バンビ』を題材に公開予定の『Bambi: The Reckoning(原題)』や、マーベル『アベンジャーズ』シリーズのように複数キャラクターが一堂に会するクロスオーバー作品『Poohniverse: Monsters Assemble(原題)』も計画されています。
さいごに
『Pinocchio: Unstrung』のピノキオは、CGにはない生々しい怖さがあります。
この恐怖のピノキオがどんな物語を紡ぐのか、そして映画全体でどのように恐怖が演出されるのか、続報が楽しみです。
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