

アメリカの映画館チェーン「Cinemark」が、ハロウィンシーズンに向けて特別なポップコーンバケット「CINEMERCH: TERRIFYING TUBS」を発表しました。
ホラー映画の象徴であるマイケル・マイヤーズ、ペニーワイズ、チャッキーをモチーフにしたこの“頭部型”バケットのリアルな造形は映画さながらの恐怖感を演出し、ファンにとってたまらないアイテムです。
恐怖はCinemark Theatresの投稿からはじまる——
ことの発端は、Cinemark Theatresの公式Xアカウントに投稿された一本のポスト。
🚨NOW AVAILABLE IN THEATRES🚨
— Cinemark Theatres (@Cinemark) October 7, 2025
Our terrifying popcorn tubs are here to slay pic.twitter.com/1ENh1vPgtz
🚨劇場にて販売開始🚨
私たちの恐ろしいバケットが、あなたを虜にするためにやってきた
このシンプルな告知と共に投稿された画像には、暗闇に浮かび上がる3つの”顔”がありました。それは、ホラー映画史に名を刻む悪夢のアイコンたち、マイケル・マイヤーズ、ペニーワイズ、そしてチャッキーです。「slay(魅了する)」という言葉遊びの通り、その見た目の強烈さが魅力です。
マイケル・マイヤーズ ― 静寂の恐怖、血の涙を流す”ブギーマン”
まずご紹介するのは、無口なホラー映画の象徴、『ハロウィン』シリーズのマイケル・マイヤーズ。


彼のトレードマークである、感情を一切読み取らせない白いマスクが、そのまま立体造形で忠実に再現されています。目元から流れる血の涙が印象的で、静かな狂気を漂わせています。


フタ部分は髪の毛を模したデザインになっており、開くと中にはXLサイズのポップコーンがたっぷり。
映画館の暗闇でこの顔が光る瞬間、誰かの悲鳴が上がるかもしれません。
ペニーワイズ ― 子供たちの悪夢があなたの隣に
次に登場するのは、スティーヴン・キング原作『IT/イット』シリーズの不気味な道化師、ペニーワイズ。
鋭く黄色く光る目、真っ白な顔、裂けたような赤い口元。このバケットは、道化師特有の襟元(ラフカラー)まで忠実に再現されており、頭部全体に徹底した造形。まるでスクリーンから抜け出してきたかのようです。


特に、彼の象徴的なアイテムである「紙のボート」を背景にあしらったイメージビジュアルは、原作ファンの心をくすぐる演出。フタは後頭部側から開閉可能な構造です。
チャッキー ― 可愛さと狂気の境界線
最後にご紹介するのは、可愛らしい人形の姿に邪悪な魂を宿す、『チャイルド・プレイ』シリーズのチャッキー。そばかすのある無邪気な「グッドガイ人形」の顔が、ポップコーンバケットとして生まれ変わりました。


開け口は髪の一部が跳ね上がるようなデザインになっており、開けるたびにどこか不気味な可愛さを醸し出します。
イメージビジュアルの背景には、彼が入っていた「Good Guy」のパッケージが山積みになっているのも巧妙な演出です。彼が元々「商品」であったというルーツを思い起こさせ、物語への没入感を一層深めています。
関連情報
この「TERRIFYING TUBS」シリーズは、ハロウィンシーズンを盛り上げるのにぴったりな、遊び心あふれるコレクションです。
- 販売形式:Cinemarkの一部劇場にて数量限定販売、またはオンラインショップ
- 価格(劇場版):各 $30(約4,600円)(XLサイズのポップコーン付き、当日おかわり無料)
- 価格(オンラインショップ):
- マイケル・マイヤーズ:$32.99(約5,000円)(現在完売・再販待ち)
- ペニーワイズ:$37.95(約5,800円)
- チャッキー:$32.95(約5,000円)
2025年10月12日現在、オンラインショップでは、マイケル・マイヤーズは完売で再販通知受付中。ペニーワイズとチャッキーは購入可能です。
残念ながら、オンラインショップの発送は米国内とプエルトリコのみに限られており、日本から直接購入するのは難しい状況です。
( 情報・画像出典: Cinemark Shop )
( 情報・文出典: Cinemark Theatres / X )
ホラー映画に関連する話題では、チャッキーやフレディ・ファズベア、グラバーらホラーの伝説が缶をジャックする、ファンタのハロウィン企画「They Wanta Fanta®」も紹介しました。国によって登場キャラが異なる、ホラーファン必見の国際コラボです。


ポップコーンバケットに関連する話題では、米Cinemarkが限定販売する、マイケル・マイヤーズ、ペニーワイズ、チャッキーの“頭”を模したポップコーンバケット「CINEMERCH: TERRIFYING TUBS」も紹介しました。ディテールへのこだわりが、スクリーン外でも恐怖を演出します。


また、映画『死霊館 最後の儀式』の公開にあわせて「Marcus Theatres」から登場した、呪いの人形“アナベル”のポップコーンバケットも紹介しました。映画さながらの不気味な笑顔で、観るだけで背筋がゾクッとする、85オンスと大容量なホラーアイテムです。


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