

魔法の世界はロンドン発だけじゃない——
ブラジルの老舗チョコレートブランド「Cacau Show」が、2025年の「Dia das Crianças(こどもの日)」に合わせて、限定のハリー・ポッター商品を発表しました。
ホグワーツの“組み分け帽”を模した缶や、チョコの中からコレクションピンが入ったサプライズボックスなど、ファン心をくすぐる仕掛けが満載です。
魔法の組分け体験をチョコで再現 「組み分け帽子缶」
Cacau Showが今年のDia das Crianças向けにリリースした目玉商品は、組分け帽子を模した缶入りチョコレート「Lata Chapéu Seletor Harry Potter(ハリー・ポッター 組み分け帽子缶)」。


この缶は、ハリー・ポッター好きなら誰もが知る、あの喋る魔法の帽子を忠実に再現した立体的なデザインで、インテリアやコレクションにもぴったり。食べ終わった後も飾っておきたくなる魅力があります。
外観はメタリックな質感の深いブルーに、「Harry Potter」のゴールドロゴが輝き、タグには「特別版(Edição Especial)」の表記がしっかりとされています。手に取った瞬間からワクワク感が高まる仕様です。
中には108gのトリュフが入っており、フレーバーはピスタチオ、ストロベリータルト、ミルク、パッションフルーツムースの4種類。


それぞれがグリフィンドールやスリザリンなど、ホグワーツの寮をイメージしています。カラフルな個包装には、寮の紋章とカラーがデザインされており、視覚的にも楽しめる仕様です。「どの味=どの寮に当たるか」で遊べる、まさに“食べる組み分け体験”が楽しめます。
価格は49.99レアル(約1,400円前後)と、コレクションアイテムとしても手が届きやすい設定です。
ハリー・ポッターの15種類コレクションピンがランダムに! 「サプライズボックス」
さらに注目すべきは、もうひとつの限定商品「Caixa Surpresa Harry Potter(ハリー・ポッター・サプライズボックス)」です。見た目はシンプルなチョコレートの球体ですが、中にはランダムで1つ、ハリー・ポッターをテーマにしたコレクションピンが入っています。


その数はなんと15種類。食べるだけでなく、「どのコレクションピンが出るか」というワクワク感があり、日本の“食玩”文化に近い仕掛け。


ラインアップには、ハリーやハーマイオニーはもちろん、ドビーやスニッチ、誕生日ケーキや空飛ぶ車まで、マニアックなセレクトも含まれています。公式ライセンスのちょっとレトロで可愛いイラストピンが、ファン心をくすぐります。
こちらの内容量は47g、価格は21.99レアル(日本円で約600円程度)。「全種類集めたくなる」危険な魅力を持つ商品です。
関連情報
この魔法のようなチョコレートアイテムが発売された背景には、ブラジルの「Dia das Crianças(こどもの日)」があります。この日は毎年10月12日に祝われ、宗教的な祝日であるアパレシーダの聖母の日と重なる全国的な祝日でもあります。
1924年に制定され、1960年代には大手玩具メーカーのキャンペーンによって「プレゼントを贈る文化」が定着しました。今ではブラジル最大級の子ども向け商戦イベントとして、各ブランドがしのぎを削る日となっています。
2025年の「こどもの日」には、ブラジルから届いた魔法のチョコレートが、子どもたちに笑顔を運んでいます。
( 情報・画像出典: Cacau Show )
『ハリー・ポッター』に関連する食品の話題では、作品の世界観を詰め込んだ、米国限定のクリスピー・クリーム特製ドーナツコレクションも紹介しました。組分け気分を味わえる「組分け帽子ドーナツ」や、寮ごとのフレーバーが楽しめる全5種が登場します。


『ハリー・ポッター』に関連するアイテムの話題では、映画『ハリー・ポッター』全8作の再上映に合わせて米国Regal Cinemasから登場した、ホグワーツ寮モチーフの「ハウスコンボ」も紹介しました。魔法書型ポップコーンバケツと寮デザインのタンブラーがセットになった、ファン心をくすぐる限定アイテムです。


また、ホグワーツの4寮をテーマにした、ハリー・ポッター×Dropの限定コレクションも紹介しました。職人が手がけたArtisanキーキャップや寮カラーのメカニカルキーボードがファン心をくすぐります。


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