

マテル社が送り出した「Liar’s UNO(ライアーズ・ウノ)」は、その名の通り「嘘」を公式ルールとして組み込んだUNO。
これまで「ズル」や「ごまかし」と見なされがちだった行為が、このゲームでは正当な戦略として認められています。
テーマは「Trust No One(誰も信じるな)」。
どれだけ冷静に、そして堂々と嘘をつけるか。
その心理戦の強さが勝敗を左右する、これまでにない感覚のUNOです。
嘘をつくのがルール!「Liar’s UNO」
このLiar’s UNOの最大の面白さは、「嘘=ズル」ではないところ。嘘はルール違反ではなく、正式に認められた戦略としてゲームの中心に組み込まれています。
ゲームの要となるのが、「ライアーズ・カード」。このカードは裏向きで出し、プレイヤーは「青の5です」などと内容を宣言します。その発言が本当かどうか、他のプレイヤーは自由に疑うことができます。


・嘘をついていて見破られた場合は、出した側がドロー
・正直だったのに疑われた場合は、疑った側がドロー
さらに本作には、「通常のカード」を「ライアーズ・カード」と偽って出し、それがバレると「6枚ドロー」という過酷なペナルティも存在します。このハイリスクなルールの存在が、ただのブラフ合戦ではない、ヒリつくような緊張感を生み出します。
ここで問われるのは、カードの強さではありません。信じさせる表情、声のトーン、間の取り方。勝敗は、テーブルの上ではなく、プレイヤーの心理の中で動きます。
7で手札交換、0で全員が手札を回すといったおなじみのアクションも健在。さらに「ワイルド・ライアーズ・チャレンジ」では、全員が同時にカードを伏せて出し、手番プレイヤーはその中から「誰か1人」だけを選んで疑いをかけます。指名されるのは誰か、全員が息をのむ瞬間です。
UNOの手軽さに、ポーカーのような心理戦の緊張感を掛け合わせた、刺激的な一作です。
パッケージに書かれた「誰も信じるな」が示す、「Liar’s UNO」の本質
このゲームの魅力は、ルールだけにとどまりません。デザインそのものに「嘘」と「不確かさ」のテーマが一貫して落とし込まれています。
まず目を引くのが、数字や記号に施されたグランジ調のかすれ加工。赤・青・黄・緑というおなじみの4色はそのままに、どこか不穏な空気をまとっています。


裏面には「LIAR’S」の文字が隙間なく並び、中央には赤いスタンプ風のロゴ。すべてが「嘘をつくかもしれないぞ」という無言の圧力をかけるように設計されています。
パッケージはメタリックブルーの缶ケース仕様。正面に大きく配された「TRUST NO ONE(誰も信じるな)」のコピーは、このゲームの本質を端的に表しています。


また、デザインの進化は見た目だけではありません。色覚多様性に配慮し、色ごとに「△」や「□」といった幾何学模様のシンボルが配置されています。誰もが平等に、この心理戦とだまし合いに参加できるユニバーサルデザインが採用されている点は、現代のプロダクトとして非常に評価できるポイントです。
関連情報
- 商品名:Liar’s UNO(ライアーズ・ウノ)
- 対象年齢:7歳以上
- プレイ人数:2〜6人
- セット内容:カード112枚、説明書
- 価格:参考価格 海外参考価格 10〜15ドル前後(約1,600〜2,400円)
- 購入先:Mattel公式ショップ、Amazon..comなど
Liar’s UNOは、ただの変わり種UNOではありません。
「嘘」「疑い」「信頼」といった、人と人の間にある曖昧な感情を、カードゲームという安心できる遊びの場に落とし込んだ、非常に現代的なプロダクトです。
家族や友人、パーティーの場で遊べば、勝ち負け以上に「この人、意外と嘘が上手いな」という新しい一面が見えてくるかもしれません。
( 情報出典: Mattel )
( 情報・画像出典: Amazon.com )
UNOに関係する話題では、映画『ウィキッド』とコラボした「UNO Wicked Card Game」も紹介しました。魔法の世界観を反映したビジュアルと特別ルール「Defy Gravity」で、カードゲームが空中戦に早変わりです。


また、ビリー・アイリッシュとマテルがコラボした限定カードゲーム「UNO Canvas Billie Eilish」も紹介しました。彼女の象徴であるブロッシュや星が散りばめられた、アート性あふれる特別仕様です。


ゲームに関連する話題では、テトリスを巨大リアルゲームとして再構築した「テトリス タンブル XL」も紹介しました。揺れる土台の上に180cm級のブロックを積み上げる、スリル満点の体感型バランスゲームです。


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