

「恋愛は避け、人を避けなさい」
Netflixの大ヒットドラマ『ウェンズデー(ブラジル名: Wandinha)』と、世界のオレオが再び手を組み、皮肉たっぷりの逆フォーチュンクッキーを生み出しました。
ブラジルで展開中の「モード・ウェンズデー(Modo Wandinha)」キャンペーンは、主人公ウェンズデー・アダムスの毒舌な魅力をそのままに、通常の幸せメッセージを完全に覆すちょっとダークでユニークな企画です。
オレオ×ウェンズデーの逆フォーチュンクッキー「Biscoito da “Sorte”」
通常、フォーチュンクッキー(おみくじクッキー)と言えば、ポジティブで前向きなメッセージが仕込まれているもの。
しかし今回のオレオ×ウェンズデーのコラボでは、その期待を180度裏切ります。


( 画像出典: Mondelēz )
発表されたメインビジュアルには「Oreo e Wandinha voltaram. Experimente tirar sua ‘sorte’(オレオとウェンズデーが戻ってきた。あなたの“運勢”を引いてみて)」の文字。パッケージの中には、オレオ型のクッキーとともに、こんなメッセージが──
「感情は弱さに等しい。今すぐ取り乱すのをやめなさい」
「人は必ず期待を裏切る。常に逃げ道を用意しておけ」
ウェンズデーらしい毒舌で皮肉な言葉が並びます。
また、パッケージにも『ウェンズデー』の世界観を色濃く反映しており、墓地のシルエットや引っかき跡を思わせる装飾があしらわれ、全体にブラックユーモアが漂っています。
SNSやテレビでも「モード・ウェンズデー」全開
『ウェンズデー』の世界観はSNSやテレビでも強烈に表現されています。
キャンペーン映像では、「骨のようにサクサク」「魂が溶けるようにクリーミー」など、詩的でダークなナレーションが添えられます。
さらに、そのナレーションはウェンズデーのブラジル版公式声優が担当。


( 画像出典: Oreo Receitas Brincantes / YouTube )
これにより、キャラクターの“声”をブランドに宿すことで、ブランドとキャラクターの個性が一体化した演出になっています。
関連情報
この逆フォーチュンクッキー「Biscoito da “Sorte”」は、ブラジル各地で展開されました。
特にユニークなのは、ブラジルのフードデリバリーサービスiFoodでアジア料理を注文した際、選ばれた店舗の注文にサプライズとしてこの特別なオレオが同梱された点です。
さらに、オレオはブラジルの航空会社Azul Linhas Aéreasと提携し、サンパウロ—リオデジャネイロ間の50便限定で機内配布を実施。機内では特別アナウンスや映像コンテンツも連動し、乗客は上空でウェンズデーの黒いユーモアを楽しめました。
キャラクターのダークな個性を尊重しつつブランドの遊び心を失わないことで、結果としてファンだけでなく広い層の関心を引く話題性の高いプロモーションになっています。
『ウェンズデー』シーズン2のパート1は8月6日 (水)、パート2は9月3日 (水) よりNetflixで独占配信中です。
( 画像出典: Mondelēz )
( 情報・文出典: Promoview )
( 情報・文・画像出典: Oreo Receitas Brincantes / YouTube )
『ウェンズデー』に関連する話題では、ウェンディーズとNetflixドラマ『ウェンズデー』がコラボした限定メニュー「Meal of Misfortune(不幸の食事)」も紹介しました。全4種の“謎ソース”がランダムで付くなど、見た目も味もミステリアスな遊び心に満ちています。


また、フランスのマクドナルドがNetflixドラマ『ウェンズデー』とコラボした限定メニュー「M x Mercredi」も紹介しました。黒い涙のソースや紫の限定ファンタなど、ダークでミステリアスな仕掛けが盛りだくさんです。


『ウェンズデー』のハンドに関連する話題では、Netflixドラマ『ウェンズデー』の人気キャラ“ハンド”のミニフィギュア2体が付属する、ガラナ・アンタルチカの限定スペシャルコンボも紹介しました。ブラジル限定のコレクター心をくすぐるアイテムです。


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