ラスベガスに15メートルの“踏まれた魔女の脚”出現——Sphereで甦る『オズの魔法使い』の名場面

ラスベガスのSphereに登場した、巨大な「東の悪い魔女」のインスタレーションの画像
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ラスベガスの新たなランドマーク、Sphere(スフィア)に、巨大な「東の悪い魔女」のインスタレーションが登場しました。地面から突き出るように横たわる巨大な赤いルビーの靴が2足、その奥にはSphereがそびえ立っています。

このインスタレーションは、2025年8月28日に始まる“没入型体験”映画『The Wizard of Oz at Sphere(ザ・ウィザード・オブ・オズ・アット・スフィア)』を告知するために設置されたアート作品です。

映画『ズの魔法使い』の名シーンを、圧巻のスケールで再現しています。

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Sphereに現れた“踏まれた魔女の脚”巨大インスタレーション

今回のキャンペーンの舞台は、ラスベガスにそびえ立つ、球体型エンターテインメント施設「Sphere」。建物自体が直径157mのLED球体という、もはやSFめいた存在ですが、今回はその足元が主役です。

「家が落ちてきた? いえ、Sphereが着陸しました」。そんなコンセプトで登場したのが、“踏まれた魔女の脚”インスタレーションです。

このアートのインパクトは、サイズからして規格外。魔女の脚は全長50フィート(約15メートル)、ルビーの靴は22フィート(約6.7メートル)と、まさに“巨大”という言葉では表現しきれません。

この演出は、映画『オズの魔法使い』でドロシーの家が「東の悪い魔女」を押しつぶす伝説的なシーンを再現しています。魔女の足の横には、竜巻からドロシーの家が落ちてくるシーンが映し出され、映画の世界が現実に出現したかのような演出が施されています。

この脚は、ただ大きいだけではありません。質感にもこだわられており、ルビーの靴は宝石のような光沢を持つ赤色を印刷で再現。また、ストッキングは人体のなめらかな曲線を忠実に再現しており、まさに“脚”そのもの。まるで舞台セットが実体化したかのようなリアルさが感じられます。

“踏まれた魔女の脚”インスタレーションの制作過程 

「自撮りしなきゃもったいない」巨大ルビーの靴前は人気撮影スポットに

実際に現地を訪れた人たちのSNSには、巨大なルビーの靴と並んだセルフィーが続々とアップされています。このインスタレーションは一般公開されており、昼間はその圧倒的なサイズを実感でき、夕暮れ時には幻想的なライティングが施され、まるで夢の世界に入り込んだかのような美しい景色が広がります。

ルビーの靴には『The Wizard of Oz at Sphere』のロゴも刻まれており、写真映えも抜群です。

関連情報

この脚は、単なる話題づくりではなく、2025年8月28日に始まるSphereの新プログラム、『The Wizard of Oz at Sphereの幕開けを知らせるサインでもあります。

Sphereの内部では、160,000平方フィート(約15,000㎡)の巨大ディスプレイが観客を黄色いレンガ道へといざないます。さらに、167,000個のスピーカーによる超精密な立体音響、ハプティック(振動)シート、カンザスの風やオズの香りまで再現される、五感をまるごと体験できるシネマが展開される予定です。

あなたもラスベガスを訪れる際には、ぜひこの魔女の足とのツーショットを狙ってみてはいかがでしょうか?

( 情報出典: The Wizard of Oz at Sphere )

( 情報・画像出典: Sphere / YouTube )

『オズの魔法使い』に関連する話題では、盗まれてから約20年の時を経てオークションに出品された、ハリウッドの名作映画『オズの魔法使い』のルビーの靴も紹介しました。

映画『ウィキッド』に関係する話題では、映画『ウィキッド』の制作裏側を紹介した動画も紹介しました。この動画では撮影監督アリス・ブルックスと主任照明技術者のデイビッド・スミスが、幻想的なオズの世界を照明技法でどのように表現したかが紹介されています。

また、映画『ウィキッド』におけるシンシア・エリヴォのスタントと歌唱の舞台裏動画も紹介しました。

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