マクドナルド×『ストレンジャー・シングス』：“裏側の世界”仕様の限定メニュー登場

マクドナルドの店内に、赤いネオンと不気味なツタ。気づけば目の前には、「The Upside Down（裏側の世界）」仕様のバーガーとサンデー——。そんなコラボが、2025年11月、コスタリカでスタートしました。

最終シーズンを前に期待が高まる中、マクドナルドとNetflix『ストレンジャー・シングス』が手を組み、作品世界に踏み込むような体験型キャンペーンを展開しています。

メニュー構成から映像演出まで、ファンが思わず惹き込まれる没入感たっぷりの内容になっています。

コスタリカ版マクドナルド×ストレンジャー・シングス：限定メニューで異世界体験

コスタリカ版コラボの中心にあるのは、シリーズ特有の不思議な雰囲気と80年代らしさを“食そのもの”で再現した限定メニューです。

Stranger Burger Sandwich／Stranger Chicken Sandwich

コスタリカのマクドナルドが「初めての形」と語る特別なバンズに、選べるビーフ（2枚 or 1枚）やクリスピーチキンを選べます。そこへベーコン、クリスピーオニオン、ケチャップ、アリオリソース、チェダーチーズを重ね、シリーズの“赤と闇”を感じる仕上がりになっています。

The Upside Down McShaker Fries

限定デザインの袋にポテトを入れ、専用シーズニング 「ヴェクナ・パプリカ（Vecna Paprika）」 を振って味つけするスタイルです。パプリカと胡椒の辛みにスモーキーさとやさしい甘さを加えた独自ブレンドで、コスタリカのGriffith Foodsが中南米10カ国向けに開発した特別な味です。

Scoop Sundae

底のダークチョコが「Upside Down」、上のストロベリーが「現実世界」を象徴する二層構造です。色と質感の差がはっきりしていて、ストレンジャー・シングスの物語が持つ二つの世界の対比をそのまま映したような構成になっています。

このほか、ドリンクカップやサンデーカップもすべて限定デザインで、シリーズ最終章を祝うのにぴったりな内容です。

暗闇の街を抜けた先に…異世界マクドナルドが出現

Instagramで公開されたキャンペーン動画も、世界観の再現度とクリエイティブ性の高さが際立つ内容です。

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主人公たちが自転車で暗い街を走り抜け、たどり着いた先にあるのは、青黒いライトに照らされ、ツルのようなものが張りついた特別仕様のマクドナルド。店内にはアーケード筐体が置かれ、その画面にはコラボのロゴが映し出されます。

「EXTRAÑAS GANAS DE McDONALD’S」（奇妙なほどマクドナルドが食べたくなる）
という赤いネオンサインが点灯。

「McDonald’s」 と 「Stranger Things」のロゴも同時に表示され、Netflixから正式に権利許諾を得たコラボであることが明示されています。

「なんでフィギュア付かないの？」おもちゃを求める声

コスタリカ版の限定メニューは、特別デザインのパッケージで提供されますが、おもちゃは付属しません。
そのためSNSでは、スペイン／ポルトガルのマクドナルドで登場したイレブン、マイク、ウィル、ルーカス、ダスティン、デモゴルゴンの6体フィギュアを求める声が多く見られます。

「で、フィギュアは？ 一番楽しみにしてたのに」
「え、フィギュアは付いてこないの？ じゃあ何のために？」
「もう何もいらない、私たちはフィギュアが欲しかった」
といった嘆きのコメントも目立ちます。

ただしコスタリカ版は、フィギュア特典ではなく“没入体験”に振り切った仕様。
店内演出や映像、限定メニューを通じて、作品世界そのものを味わえる構成となっています。