

2026年にむけて、『ポケットモンスター』が“世界のミュージアム”と本気のコラボを展開中です。
舞台は、ロンドンの自然史博物館とシカゴのフィールド自然史博物館。
これは、ただの「ポケモン展」ではありません。大人の感性も刺激する知的でクリエイティブな企画が満載です。
ロンドン自然史博物館に期間限定の「ポケモン・ポップアップショップ」が登場
イギリス・ロンドンの自然史博物館(Natural History Museum)では、2026年1月26日から3月22日までの期間限定で、ポケモンのポップアップショップがオープンします。


場所は館内の「Cranbourne Boutique」。ポケモンと自然史博物館が共通するテーマ「進化」「多様性」「自然との共存」を基にしたオリジナルグッズや文房具、アパレル、ここでしか手に入らない限定ぬいぐるみなどが登場します。


( 画像出典: Pokemon.com )
このショップの売り上げは、博物館の科学研究や気候危機対策を支援するチャリティー資金として活用されるとのこと。買い物がそのまま地球の未来を応援するアクションになるというのも、自然史博物館ならではの提案です。この限定グッズは2026年1月以降、博物館の公式オンラインストアでも一部購入可能。ポケモンセンターUKでも、一部商品が取り扱われるそうです。
入場には無料チケットの事前予約が必要で、予約受付は2025年10月1日からオンラインで開始予定。ロンドン旅行を計画中の方は、ぜひサインアップをお忘れなく。
シカゴフィールド自然史博物館では「ポケモン化石博物館」展が2026年5月に開催
シカゴのフィールド自然史博物館(Field Museum)では、2026年5月に「Pokémon Fossil Museum(ポケモン化石博物館)」が開催される予定です。この展示は、日本で大成功を収めた「ポケモン化石博物館」の海外巡回展で、国立科学博物館と株式会社ポケモンが共同で企画しています。
展示のテーマは「古代ポケモンと実際の化石」を比較するもので、まさに“ポケモン×科学”の試み。公式サイトでは、アマルルガやアマルス、アーケンといった化石ポケモンの骨格イラスト(アーティストによる想像図)が公開されており、空想と現実を重ね合わせた展示が予定されています。


すでに公式サイトでは「Stay ahead of the dig(発掘の先を行け)」と題したニュースレター登録が始まっており、詳細は2026年5月に発表予定。


( 画像出典: Field Museum )
化石発掘をテーマにしたピカチュウのビジュアルも公開されており、遊び心あふれる展覧会になることは間違いありません。ティラノサウルスの全身骨格「スー」で有名なこの博物館で、化石ポケモンたちがどのように紹介されるのか、想像するだけでワクワクしますね。
関連情報
2023年、アムステルダムのゴッホ美術館で行われたコラボレーションでは、ピカチュウとゴッホの名作「ひまわり」が同じ空間に展示され、大きな話題を呼びました。この取り組みは、子どもたちに芸術を親しんでもらう教育的な試みであり、文化とポップカルチャーの新しい接点として注目されました。
Explore the art of Vincent van Gogh with Pokémon at the @vangoghmuseum in Amsterdam! ⚡🌻
— Pokémon UK (@PokemonNewsUK) September 27, 2023
Discover Pokémon-themed artworks, take part in an art hunt, and shop exclusive merchandise at #PokemonCenterUK and at the museum from 28 September through 7 January 2024! pic.twitter.com/DUr2MddXL9
今回の博物館コラボもその流れを引き継ぎ、「科学」「歴史」「進化」といったテーマをポケモンを通じて楽しく学ぶ場を提供しています。
海外旅行を計画中の方は、ぜひこの特別な展示を旅の目的に加えてみてはいかがでしょうか。
( 情報・画像出典: Pokemon.com )
( 情報・画像出典: Field Museum )
ポケットモンスターに関連する話題では、初代ポケモン151種がデザインされた「HERSHEY’S KISSES」のコレクタブルエディションも紹介しました。袋を開けるたびに異なるポケモンが登場し、コレクター心をくすぐる仕掛けになっています。


美術館に関連する話題では、スティッチがフィレンツェのアカデミア美術館に登場した特別企画と、エルヴィスの聖地グレイスランドを訪れた話題のプロモーションもご紹介しました。ミケランジェロの『ダビデ像』に触発されて誕生した「トーガ姿のスティッチ像」は、6月20日まで美術館で公開中です。


また、アメリカの「バンドエイド」がメトロポリタン美術館と提携し、葛飾北斎とウィリアム・モリスのデザインを取り入れた救急用品コレクションも紹介しました。


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