2018年7月、スペインのKFCは「Chicken X-Rays」キャンペーンを展開しました。
KFC フライドチキンのレントゲン写真を通じて、品質と信頼性をアピールするユニークなキャンペーンです。
KFC フライドチキンの品質と信頼性を科学的に証明する
「Chicken X-Rays」キャンペーン
「Chicken X-Rays」キャンペーンの背景には、スペイン社会における食品の品質と信頼性に対する懸念がありました。
スペイン人は食品の品質と信頼性をますます気にするようになり、ファーストフード業界ではさらにその傾向が強まっています。KFC は、製品の信頼性を実証する迅速かつ簡単な方法を見つける必要がありました。
私たちは、食品の品質に関する人々の主な懸念を徹底的に分析することから始めました。
結論として、2 つの重要な洞察を特定しました。1.「ファストフードのチキンはチキンではなく、急いで作られた質の低い鶏肉製品である」
競合他社のチキンハンバーガーやナゲットは、私たちの製品に直接影響を与える否定的な考えを生み出しています。2.「広告の写真はすべて修正されている。本物ではない」
人々は広告の視覚コードを知っており、見たものは偽物であると考えています。
結論として、品質と信頼性を伝える最も効果的な方法の 1 つは、科学的に証明することであるという結論に達しました。
私たちは専門家に連絡し、KFC フライドチキンのさまざまな部分のレントゲン写真を撮影してもらいました。そのプロセスを記録し、これらの診断テストをコミュニケーションの一環として利用し、屋外広告の看板をライトボックスとして使用しました。
「Chicken X-Rays」キャンペーンのCM
「Chicken X-Rays」キャンペーンのCM「KFC X-Rays」では、フライドチキンのレントゲン写真を撮影する様子や、撮影されたレントゲン写真を利用した屋外広告の様子が紹介されています。
CM動画「KFC X-Rays」
CMから一部紹介
“KFCでは、加工されていない新鮮な鶏肉のみを使用しています”
“そこで私たちはそれを証明しようと決めた”
撮影されたフライドチキンのレントゲン写真。
“編集なし”
( 画像出典: KFC X-Rays – YouTube )
撮影されたレントゲン写真はコミュニケーションの一環として利用されました。
さいごに
食品の品質を証明するために、スペインのKFCが展開した「Chicken X-Rays」キャンペーンはシンプルですが説得力がありますね。
レントゲン写真を撮影した日時が記載されることで、より説得力が増しています。
先日、ハインツのピクルスでケチャップを買える販売機、『Heinz’s Pickle Switch』を紹介しました。
また、「ウォーリーをさがせ!」に着想を得て制作されたマクドナルドの「Always Around the Cornerキャンペーン」を紹介しました。
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