

ロンドン・カムデンの街角に、誰もが足を止めてしまう“黒電話”が現れました。
これは、2025年10月17日に全英公開されたブラムハウス最新作『ブラックフォン2』のために仕掛けられた、体験型ホラー広告。
受話器を取った瞬間、通行人はあの不気味な“仮面の男”と対面することになるのです。
ロンドン・カムデンの黒電話が誘う、恐怖の呼び出し
2025年10月、ロンドン北部・カムデンのホーリー・ワーフ・アーチ(Hawley Wharf Arch)に突然現れたのは、一見ただのレトロな黒電話。その呼び出し音が突然鳴り響き、通行人の好奇心を刺激します。


設置されたのは、映画製作スタジオ「ブラムハウス」が手掛けた特製の屋外広告。実際に通話が可能な仕組みが組み込まれており、スピーカーや音響演出が臨場感を高めています。
「誰が鳴らしているんだろう?」——そんな軽い気持ちで受話器を取った人たちは、数秒後に後悔することになります。


電話の向こうに潜む恐怖、グラバーの出現
受話器の向こうから聞こえてくるのは、あの“グラバー”の声。『ブラック・フォン』シリーズで知られる冷酷な犯人で、今回はイーサン・ホークがその役を演じています。
しかし、驚きはそれだけではありません。電話越しに話すグラバーが突如、ビルボードの中に“出現”するのです。


照明とスモークが一斉に作動し、暗闇の中に現れる不気味な仮面の男。その瞬間、悲鳴を上げて逃げ出す人や、スマホで慌てて撮影する人々が現れ、ロンドンの通勤路が一瞬でホラー映画のワンシーンに変わりました。
参加者の一人は、「好奇心に負けて電話に出てしまったけど、人生で一番の恐怖体験だった」と語っています。
この体験は通行人を単なる傍観者から、映画の世界の「被害者」に一瞬で変える、強烈な没入感を生み出しました。
関連情報
『ブラックフォン2』のビルボード・キャンペーンは、広告というより“街中で上演されたホラー体験”そのもの。企画を手がけた制作チームは、広告と演劇を融合させた“没入型体験”として設計しました。
ビルボードを単なるスクリーンではなくリアルな舞台として構築し、照明・煙・音響を駆使して恐怖を現実化。スマホもQRコードも不要——必要なのは、ただ受話器を取る勇気だけ。
映画のキャッチコピーは「Will you answer?(あなたは出る?)」
街角で鳴り響いた黒電話。
あなたなら、出ますか?
映画『ブラックフォン 2』は、日本では2025年11月21日(金)に公開予定です。
( 情報出典: London Daily News )
( 情報・画像出典: camdenmarket / Instagram )
『ブラックフォン2』に関連する話題では、映画『ブラックフォン2』の公開にあわせて登場した、AMC限定「Black Phone 2 Popcorn Bucket」も紹介しました。サウンドチップ搭載で、受話器からグラバーの声が流れる、実際に“応答できる”ホラーバケットです。


また、映画『ブラックフォン2』公開にあわせてCinemarkから登場した、恐怖の象徴「グラバーのマスク」を再現した立体ドリンクカップも紹介しました。ホラー映画の恐怖をそのまま持ち帰れるインパクト抜群のアイテムです。


『ブラックフォン』に関連する話題では、チャッキーやフレディ・ファズベア、グラバーらホラーの伝説が缶をジャックする、ファンタのハロウィン企画「They Wanta Fanta®」も紹介しました。国によって登場キャラが異なる、ホラーファン必見の国際コラボです。


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