

マラソン前夜、ランナーが「最新シューズ」を味わう。
そんな耳を疑う光景が、ドバイの街で現実のものとなりました。
2026年1月31日、ドバイ・マラソン前夜。アディダスは、ランナーにとっておなじみの準備習慣であるカーボローディング(炭水化物補給)に着目し、個人のルーティンだった行為を、街全体で分かち合うカルチャー体験へと広げました。
その中心にあったのが、イタリアの名門パスタ店 Sagra と共同開発した、「食べられるスニーカー」——Adizero Pasta(アディゼロ・パスタ)。
形はなんと、アディダスのレーシングシューズ「Adizero EVO SL」を忠実に再現したラビオリです。
走る前に「最新シューズ」を食べる?前代未聞のパスタが登場
アディダスが目を向けたのは、すべてのマラソンランナーに共通する行為──カーボローディング(炭水化物摂取)でした。
記録を狙うトップランナーも、完走を目指す市民ランナーも、レース前には同じようにパスタやご飯を口にします。この“静かな共通点”を、アディダスは文化的な体験へと広げました。
2026年1月31日、レース前日に開催されたのが「Adizero Pasta」です。


会場はドバイのカイト・ビーチに設けられたAdizero House of Fast。参加方法はシンプルで、マラソンのビブス(ゼッケン)かランナーIDを提示するだけ。登録ランナーには、限定パスタが無料で提供されました。
価格は無料、期間は1日限定。
あえて設けられたこの制限が、体験としての価値をより強く印象づけています。
食べられるスニーカー「Adizero Pasta」。 手仕事で再現されたレーシングシューズ
提供されたのは、ただのパスタではありません。
Adizero EVO SL──アディダスのレーシングシューズをモチーフにしたラビオリです。


つま先の反りや、かかとのボリューム、足首のカットラインまで、忠実に再現されたフォルム。中にフィリングを詰めることで、シューズ特有の立体感までも表現されています。
側面にあしらわれたスリーストライプスは、黒い食材で再現。ピンセットを使って配置される工程は、料理というより細かな造形作業に近い印象を与えます。
この完成度を支えたのが、ドバイの地元で知られるイタリア料理店 Sagra。
伝統的な木型と職人技に、最先端のスポーツギアのデザインを重ねることで、「広告っぽさ」を感じさせない、説得力ある一皿に仕上がっています。


パッケージにも手抜きはなく、Adizero EVO SL のスピード感を象徴する斜めのラインとモダンなタイポグラフィで統一。 “限定フード”というより、“食べられるブランド体験”と呼ぶ方がふさわしい仕上がりです。
関連情報
この取り組みは、会場体験だけで完結しません。
アディダスは、配車・デリバリーアプリCareemと連携し、Adizero Pastaをドバイ市内で期間限定展開しました。マラソンに参加しない人でも、アプリを開けばランナーの準備習慣に触れられる。競技者のための行為を、街の日常へと自然に拡張しています。
アディダスEM GMの Bilal Fares 氏は、「マラソンウィークはレース当日だけにとどまりません。準備、ルーティン、そしてランナーたちがレース前までに共有する瞬間こそが重要なのです」と語っています。
その言葉どおり、このキャンペーンは、“走る文化”を街全体で共有する設計になっていました。
( 情報・画像出典: adidas UAE / Instagram )
( 情報・文出典: Gulf Business )
( 情報・文・画像出典: Adgully.me )
ユニークなパスタに関連する話題では、2026冬季五輪100日前を祝う「オリンピック・リング・パスタ」も紹介しました。五輪マークをかたどった特別な形状で、伝統的製法とイタリア産素材で作られた限定パスタです。ミラノ・コルティナの冬季競技を描いたパッケージデザインも注目ポイントです。


また、イタリアのBluRhapsody社が開発した、3Dプリント技術で作られる独創的な形状のパスタも紹介しました。うさぎやハート、ウニなど、驚くほど多彩なデザインを楽しめます。


アディダスに関連する話題では、映画『マインクラフト/ザ・ムービー』にインスパイアされたアディダスの限定コレクションも紹介しました。


あわせてどうぞ!



























コメント