映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのファンなら、おなじみの「青いスープ」。その象徴的なシーンが、ハインツの遊び心あふれるFacebookへの投稿によって再び話題を呼んでいます。
投稿では、架空の商品「Blue String Soup」の缶詰の画像が紹介され、ファンの懐かしさを呼び起こす内容となっています。
『ブリジット・ジョーンズの日記』で印象的な青いスープ
この「青いスープ」は、シリーズ第一作『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で、主人公ブリジットが料理で大失敗をするシーンに由来しています。
映画の中で、ブリジットはリーキ(ネギ)を束ねるために使った青いひもがスープの中で色落ちし、鍋全体を青く染めてしまうという大失敗をします。
この場面は映画の中でも特に印象的なエピソードとなっています。
ハインツが「青いスープ」を再現!
そんな印象的な「青いスープ」を、ハインツがFacebookに投稿しました。
きっと紐のせいだ…
ブルースープデーを祝う皆さん、おめでとうございます
というコメントとともに、架空の商品「Blue String Soup」の缶詰を披露しました。
投稿された写真では、劇中でブリジットが住んでいたロンドンのボロー・マーケット入口に位置するアパートを背景に、ラベルには彼女の「伝説の料理」が見事に再現されています。
この投稿には、ブリジット・ジョーンズファンからのコメントが殺到し、
「すべてが青く変わるブリジット・ジョーンズの有名な食事!! 素晴らしい!!」
「これを缶詰にしてください。食器棚に一個欲しいです!」
「青いスープ、オムレツ、マーマレード。素晴らしい食事でした」
といった多くの共感が寄せられています。
なお、この「Blue String Soup」は実際には販売されない製品であり、ハインツのユーモアあふれるマーケティングの一環です。
「青いスープ」がもたらしたクランガーズとの意外なつながり
興味深いことに、この「青いスープ」の投稿は、一部のイギリス人にとって別の懐かしい記憶を呼び起こしました。それは1970年代の英国の子ども向け番組『クランガース』に登場する「スープ・ドラゴン」です。
「ああ、クランガースのスープ・ドラゴンはブルーストリングスープを作っている。彼はハインツとレシピを共有したのだろうか」
「ブリジット・ジョーンズの映画を見たことが無いので、これは理解できなかったが、最初に思い浮かんだのはクランガースだった」
といったコメントが寄せられ、思わぬ方向へ話題が広がりました。
こうした文化的な文脈の違いも、SNSならではの面白い現象の一つといえるでしょう。
さいごに
ハインツの「青いスープ」の投稿は、ブリジット・ジョーンズの最新作公開を記念したものと考えられます。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』は、日本では2025年4月11日(金)公開です。
『ブリジット・ジョーンズの日記』に関係する話題では、、英国Tinderの実際に「ブリジット・ジョーンズ」という名前を持つ女性が登場し、彼女の恋愛の旅をSNSでシェアするというユニークな試みも紹介しました。
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先日、米国ビールブランド「ミケロブウルトラ」の、名優ウィレム・デフォーとキャサリン・オハラを起用したコマーシャル「The ULTRA Hustle」を紹介しました。この広告では、二人がピクルボールの勝負でビールを「まきあげ」ます。
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また、アメリカの人気スープブランド「プログレッソ」から期間限定で販売されたスープ味キャンディ「スープドロップス」を紹介しました。
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