

25年以上にわたり愛されてきたライフシミュレーションゲーム『ザ・シムズ』が、ついにアナログの世界に登場しました。
2025年8月15日、Electronic ArtsとGoliath Gamesが共同開発した『ザ・シムズ ボードゲーム(The Sims Board Game)』がアメリカで発売。今後のグローバル展開も予定されています。
ルールはシンプルで、30〜40分ほどで終わる軽快な設計となっており、大作ゲームのように長時間腰を据える必要がありません。気軽に遊べる点が、このゲームの魅力です。
アナログで広がる『ザ・シムズ』の世界
『ザ・シムズ ボードゲーム』は、2〜5人でプレイでき、12歳以上が対象のゲーム。家族や友人同士で楽しめる、参加しやすいゲーム性が魅力です。
ゲームの目的は、自分のシムの「願望(Aspiration)」を叶えること。その過程で“SIMbols”を集め、ライフゴールを達成していきます。
舞台はモジュール式の“ご近所マップ”で、大学、ナイトクラブ、ジムなど、12種類のロケーションが用意されています。ファンにはおなじみの「フォックスベリー大学」や「ブルーベルベット」など、ゲームの世界観を反映した場所が登場。遊ぶたびに組み合わせが変わるため、毎回異なる街並みが広がります。


さらに、ベラ・ゴスやボブ・パンケーキといった歴代のキャラクターも登場。


彼らは時に味方となり、時に大混乱を引き起こす存在です。
シムの欲求メーターがもたらす戦略的選択
ゲームはシンプルながら奥深く、プレイヤーは「欲求メーター」を管理しながら街を移動します。


外出することで新しいカードを得られますが、疲れたりお腹が減ったりすると行動が制限される——この“シム的ジレンマ”が絶妙に再現されています。
達成すべき「願望」は複数あり、途中で方向転換も可能。勝利条件はシンプルに「8ポイントに到達すること」ですが、その道のりは予測不能です。


また、ゲームをプレイするたびに「人生の目標」や「住む家」が変わるため、毎回異なる展開が楽しめます。他のプレイヤーとのシム同士の出会いによって予測不能な展開が起こるのも、ザ・シムズらしい魅力です。
関連情報
『ザ・シムズ ボードゲーム』は、自由度の高いオープンワールドではなく、テンポの良さとユーモアに重きを置いた設計が特徴です。往年のファンにとっては懐かしく、ボードゲームファンには新鮮。どちらにとっても、「ちょっとした集まり」にちょうどいいエンタメになるはずです。
現在、TargetやAmazon.comで19.99ドル(約3,000円)で購入可能。今後のグローバル展開も期待されています。
「サイコロで運命が決まるシムズ」、あなたも一度体験してみてはいかがでしょうか。
( 情報・画像出典: Goliath / YouTube )
( 情報出典: Amazon.com )
ザ・シムズに関連する話題では、ゲーム内の象徴的なプラムボブを模した公式ヘッドバンドも紹介しました。3色から選べるこのヘッドバンドは、シムズの世界をリアルに体験できるアイテムです。


また、人気ゲームの公式フォントを集めたデータベース「Game Font Library」も紹介しました。「ザ・シムズ3」のフォントも紹介されています。


ゲームに関連する話題では、テトリスを巨大リアルゲームとして再構築した「テトリス タンブル XL」も紹介しました。揺れる土台の上に180cm級のブロックを積み上げる、スリル満点の体感型バランスゲームです。


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