先日、紹介した3Dプリントされたエッフェル塔の模型が完成しました。
完成した「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」はチェコ・モスト湖でのオリンピックフェスティバルにて設置・公開されています。
完成した「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」はモスト湖でのオリンピックフェスティバルにて公開
モスト湖でのオリンピックフェスティバルは、パリで開催される夏季オリンピックに合わせて、2024年7月26日から8月11日まで行われます。
このフェスティバルには、多くのアスリートやオリンピック選手、スポーツクラブが参加します。また、コンサートやパリでの夏季オリンピックのライブ中継が湖の大画面で楽しめます。
フェスティバル期間中、海から回収されたリサイクルプラスチック廃棄物(つまり、oPET海洋廃棄物)から作られたエッフェル塔のコピーが、モスト湖のすぐそばに設置されます。この塔は、3Dプリンターで印刷された1,500以上の部品から構成され、高さ12メートル、重さ2トンです。このユニークな作品は、プラハの専門会社3DDenによって制作され、モスト湖でのオリンピックフェスティバル期間中のみ見ることができます。
( 出典: Fotogalerie – Jezero Most )
モスト湖の近くには、Chill Villageというキャンプ村が設置され、宿泊が可能です。防水テントは夜間の暖かさを保ち、日中は通気性があり、LED照明とエアベッドが備えられています。
オリンピックフェスティバルのおかげで、モスト湖には新しいスケートパークとビーチスポーツ用のコートが設置されますが、これらは残念ながら永久に残るわけではありません。
フェスティバルの目的は、訪問者に50以上のスポーツアクティビティと、尊重、友情、フェアプレーといったオリンピックの価値を紹介し、子供たちに運動の楽しさを呼び起こすことです。
Poznej jezero Most
「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」制作中の写真
こちらのフォトギャラリーに「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」制作中の写真が掲載されていました。
( 画像出典: Fotogalerie – Jezero Most )
作業をされている方と比較すると、エッフェル塔の模型の大きさがわかりますね
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さいごに
エッフェル塔の大きさは330メートル。
「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」は本物よりは小さいものの、高さ12メートル、重さ2トンとなかなかの大きさです。
「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」に使われた海洋廃棄物を再利用した素材はヘリコプターを保持するのに十分な強度があるとのこと。
この素材の強度が12メートルにおよぶ模型の大きさを実現させたのですね。
「3Dプリントされたエッフェル塔の模型」のプロジェクトについては先日の記事に掲載しています。
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