【写真・3DCG】5分でわかる! 絞りと被写界深度の関係【チュートリアル紹介】

「Why aperture affects the Depth of Field」の画像
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カメラの絞り(アパーチャ)と被写界深度(Depth of Field, DOF)の関係は、写真、3DCG、映像制作を行う人なら必ず押さえておきたい基礎知識です。

Tim Klein氏によるYouTube動画「Why aperture affects the Depth of Field」では、この複雑なテーマを5分未満の短い時間で、視覚的にわかりやすく解説しています。

目次

絞りと被写界深度の関係を視覚的に説明した動画

動画タイトルWhy aperture affects the Depth of Field – YouTube
動画時間4:30
言語英語
公開日2025/02/07
配信チャンネルTim Klein
こんな人におすすめりや被写界深度の基本を視覚的に理解したい人

動画のポイント

絞りと被写界深度の関係を視覚的に理解できる

この動画では、Tim Klein氏がシンプルな視覚的アプローチを用いて、絞りと被写界深度の関係をわかりやすく説明しています。

一般的に「F値が小さいと背景がぼけやすく、F値が大きいと広い範囲がシャープになる」と言われますが、その理由を正確に説明できる人は少ないのではないでしょうか?

Klein氏は、ホワイトボード、赤い糸、そして磁石を使い、レンズを通る光の軌道を示しながら解説しています。

「Why aperture affects the Depth of Field」の画像

光の経路を追うことで、絞りが被写界深度にどのように影響を与えるかを視覚的に理解できます。

具体的には、絞りを開放(F値を小さく)すると、焦点が合っている範囲は狭まり、背景は大きくぼけます。一方、絞りを絞る(F値を大きく)と、焦点が合っている範囲は広がり、背景も比較的シャープに写ります。

焦点が合わない部分を示す錯乱円

動画内で重要な役割を果たすのが、「錯乱円(Circle of Confusion)」という概念です。これは、焦点が合っていない点光源がフィルムやセンサー上にぼやけた円として写る現象を指します。

「Why aperture affects the Depth of Field」の画像

この概念は、焦点が合っていない部分がどのように見えるかを理解する上で非常に重要です。絞りを小さくすることで、このぼやけた円を縮小し、全体的にシャープな画像を得ることができます。

このように、絞りの設定を調整することで、視覚的な焦点を作り出し、観客の注意を特定のオブジェクトに引きつけることが可能になります。

関連情報


Tim Klein氏の動画「Why aperture affects the Depth of Field」は、写真、3DCG、映像制作に携わる人々にとって、絞りと被写界深度の関係をシンプルに理解するのに最適な動画です。

物理学や数学に依存せず、視覚的な説明を通じて直感的に理解できるため、初心者にもおすすめです。絞りの設定を正しく理解し活用することで、より魅力的でリアルなビジュアルを創り上げることが可能になります。

ぜひこの動画をチェックしてみてください。

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