

映画の名シーンが蘇るのはスクリーンの中だけではありません。2025年、香りで記憶と恐怖を呼び起こす特別なフレグランスが登場しました。
その名も「JAWS – Extrait de Parfum」。
スピルバーグ監督の1975年の名作『ジョーズ(原題:Jaws)』の公開50周年を祝し、アメリカのフレグランスブランドXYRENAがユニバーサル・スタジオと共同開発した、世界初の公式ジョーズ香水です。
この香水は、映画の雰囲気を香りで再現し、特別な体験を提供します。
嗅覚で観る映画:「JAWS – Extrait de Parfum」
「JAWS – Extrait de Parfum」は、単なるマリン系の香水ではありません。XYRENAのコンセプトは「CINEMATIC SCENT ARCHIVE(映画の香りアーカイブ)」。映画の世界観を香りで記録・再現するユニークでクリエイティブなアプローチをとっています。


香りは次のように展開します。
- トップノート:夏のニューヨーク州アミティ島(架空)を思わせる、爽やかな海風と柑橘系アクアティック。
- ミドルノート:うっすらと甘く、ミネラル感のある砂浜とシュガーケルプ(海藻)の香り。
- ベースノート:圧巻の香り。塩気を帯びた海水、古くなった流木、血のようなメタリック感を含むアンバーグリス、そして“グレートホワイト(ホオジロザメ)”ムスクが広がります。
これらの香料が織りなすのは、「海辺の穏やかな朝から、深海の捕食者の気配まで」の香りによるストーリーテリングです。まさに、嗅覚で観る映画といえる仕上がり。
香りのテーマは斬新ですが、公式サイトの評価では「Everyday(デイリー使用OK)」とされています。
レトロなVHSデザインで彩る『JAWS』の香水パッケージ
このフレグランスは、その香りだけでなく、パッケージデザインにも深いこだわりが見られます。目を引くのは、レトロなVHSビデオテープを模したパッケージ。映画の公開当時を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮に映ることでしょう。


パッケージには、ホラー映画であることを示す「HORROR」のスタンプや、レーティングを示す「PG」、さらには「HI-FI STEREO」の表記など、細かなディテールが満載です。まるで昔のレンタルビデオ店に並んでいるかのようなデザインは、ファンにとってたまらない魅力となっています。
さらに、ユニバーサル・スタジオとアンブリン・エンターテインメントの公式ロゴが入っており、「JAWS 50th Anniversary」のロゴもデザインされています。この香水が単なるコラボレーション商品ではなく、映画史における重要な節目を祝う記念品であることが示されています。
関連情報
「JAWS – Extrait de Parfum」は、公式ライセンス商品であり、ヴィーガン&クルエルティフリー(動物実験なし)。ファンアイテムとしてだけでなく、現代的な価値観にもフィットしています。
価格は16,000円(50mL)。数量限定で、初回ロットは2025年8月末から出荷が開始されています。
海の香りをまとい、あなたもアミティ島の冒険に出かけてみませんか?
( 情報・画像出典: XYRENA )
『ジョーズ』に関連する話題では、スティーヴン・スピルバーグ監督の名作『ジョーズ』の50周年を記念した、Alamo Drafthouse限定のコラボグッズも紹介しました。ホオジロザメ型のポップコーンバケツや、アミティ島をテーマにしたハットなど、コレクター心をくすぐる商品がラインナップされています。


また、映画『ジョーズ』50周年&『バック・トゥ・ザ・フューチャー』40周年を記念したホットウィールの新作セットも紹介しました。それぞれの名場面をリアルに再現し、ディスプレイ映えする限定パッケージとギミック満載の仕様で、映画ファン垂涎のアイテムです。


香りに関連する話題では、映画『マインクラフト/ザ・ムービー』にも出演している俳優、ジェイソン・モモアとハンブルブランドのコラボレーションによる、自然派デオドラント「ロックローズ&シダー」も紹介しました。


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