エミネム“薬瓶型ポップコーンバケツ”に中毒者続出?『Stans』の異色プロモーションが話題に

エミネムのドキュメンタリー『Stans』のプロモーションとして登場した、薬瓶を模したポップコーンバケットの画像
  • URLをコピーしました!

エミネムの新しいドキュメンタリー映画『Stans』のプロモーションとして、無料配布されたポップコーンバケットがファンの間で大きな話題を呼んでいます。

このバケットは薬瓶を模したデザインで、エミネムの代表曲「Stan」に関連するメッセージが盛り込まれています。

目次

エミネムの『Stans』を象徴する薬瓶型ポップコーンバケット

この“薬瓶バケツ”は、8月7日から10日にかけてアメリカのAMCシアターズで限定配布されました。

ポップコーンバケットは、薬の処方箋ボトルを模した形状で、白とオレンジのラベルが特徴です。蓋には「PUSH AND TWIST(押してひねる)」という指示があり、チャイルドロック付きのようなデザイン。Xに投稿された画像では、中にたっぷりのポップコーンが詰まっており、一部は外にこぼれています。

ラベルには「Rx」という処方箋を意味する記号や、エミネムの曲「Stan」の主人公であるスタンリー・ミッチェルの名前が記されています。また、「TAKE TO GET OUT OF BED(ベッドから出るために服用せよ)」や「REMEMBER IT’S NOT SO BAD(そんなに悪くないことを思い出せ)」といったメッセージが印刷されており、これらは曲中に登場する精神的に追い詰められたファンの心理状態とシンクロしています。

見た目のユーモアに隠れた深いテーマを感じさせるアイテムです。

薬瓶型ポップコーンバケットに対するファンの多様な反応

このポップコーンバケットに対するファンの反応は多岐にわたります。「Perfect marketing, turning addiction into entertainment. Brilliant but dark(完璧なマーケティング、中毒性をエンターテインメントに変える。素晴らしいがダークな作品)」といった意見がある一方で、「Eminem is so cringe(エミネムは本当にダサい)」と批判する声もあります。

特に、薬物依存を連想させるデザインに対しては、若者に良いメッセージを送らないのではないかという懸念が寄せられています。

ソーシャルメディアの画像

一方で、バケットをコレクターズアイテムとして捉えるファンも多く、「Only Eminem could turn a popcorn bucket into a collector’s item(ポップコーンバケットをコレクターズアイテムに変えられるのはエミネムだけ)」と称賛する声も上がっています。

SNSでは、ポップコーンバケットの画像が多くシェアされ、さまざまな意見が飛び交っています。

関連情報

『Stans』というタイトルは、エミネムの2000年の名曲「Stan」に由来しています。この曲は、熱狂的すぎるファンとの危うい関係性を描いたもの。

今回のドキュメンタリー映画は、エミネムの栄光と苦悩を赤裸々に描きながら、ファンが彼に与えた影響や支えとなった経験を紹介し、現代的なファンダム文化を掘り下げる内容になっています。

このポップコーンバケットは、映画のテーマを視覚的に再解釈した、非常に象徴的なプロップであり、エミネムとファンとの複雑な関係を表現しています。

( 情報・画像出典: Marshall Mathers(@Eminem) / X )

( 情報・文出典: Mandatory )

( 情報・文出典: NME )

音楽アーティストに関連する商品の話題では、セレーナ・ゴメスとオレオがコラボした「オルチャタ風味」の限定クッキーも紹介しました。彼女のルーツと想いが詰まった、特別なフレーバーです。

音楽アーティストに関連するキャンペーンの話題では、Liquid Deathが限定販売したオジー・オズボーンのDNA缶「Infinitely Recyclable Ozzy」も紹介しました。わずか10本の限定販売で、即座に完売しました。

また、スヌープ・ドッグとドクター・ドレーが、AI技術を活用して故フランク・シナトラとサミー・デイヴィスJr.と共演するStill G.I.Nの広告も紹介しました。

あわせてどうぞ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

今読まれている記事 TOP5

おすすめ記事

コメント

コメントする

目次