ウェス・アンダーソンの独自の世界を楽しむ『マルセイユ・ボブズ』ポップアップバー【期間限定】

『The Phoenician Scheme(原題)』にインスパイアされた期間限定バー「マルセイユ・ボブズ」の画像
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映画のスクリーンを飛び出して、ウェス・アンダーソンの独特な世界観を体験できる空間がロンドンに誕生しました。

彼の最新作『The Phoenician Scheme(原題)』にインスパイアされた期間限定バー、マルセイユ・ボブズ(Marseille Bob’s)が、ソーホーの名店「ボブ・ボブ・リカード(Bob Bob Ricard)」の地下に登場。

ワクワクするほど細部まで作り込まれた幻想的な空間を、6月22日まで楽しむことができます。

目次

ウェス・アンダーソンの世界が現実に!「マルセイユ・ボブズ」ポップアップ

2025年5月23日から6月22日までの期間限定で、ウェス・アンダーソンの最新作『The Phoenician Scheme(原題)』に登場する架空のラグジュアリーバー「マルセイユ・ボブズ」をリアルに再現したこのポップアップ。もともとレッドベルベットが印象的なボブ・ボブ・リカードの「レッドルーム(Red Room)」を舞台にしています。

ネオンサインが怪しく輝き、スタッフは白いブレザーに赤いカーネーション、そして赤いフェズ帽を着用。どこを見ても映画のセットそのもののような雰囲気が漂い、ディテールにこだわった設計により、訪れる人々はウェス・アンダーソンの独特な世界を存分に堪能できるようになっています。

映画『The Phoenician Scheme』のシーンを再現した特製ドリンクとフード

空間づくりだけでなく、メニューにもウェス・アンダーソンらしいストーリーテリングが光ります。提供されるドリンクはすべて映画にちなんだオリジナルレシピです。

例えば、「タイクーン・オン・ザ・ロックス(Tycoon on the Rocks)」は、ピペットでカラーチェンジするマルガリータで、毒見のシーンを模したカクテルです。まるでスパイ映画のワンシーンのような演出です。

他にも、「ハンドグレネード(Handgranade)」という名のホワイトネグローニや、シックなシャンパンベースの「バージン・ノビティエイト(Virgin Novitiate)」など、ユニークなラインナップが揃っています。

フードメニューも見逃せません。

映画に登場する巨大な塩味のプレッツェルや、缶詰のイワシとパン、バターなど、物語の重要なシーンを連想させるアイテムが用意されています。目で楽しみ、味わいながら映画のストーリーへ没入できる設計となっています。

映画を観た後に立ち寄りたいですね。期間限定なのが残念です……。

関連情報

このポップアップの元になった『The Phoenician Scheme(原題)』は、ウェス・アンダーソン監督の第12作目となる最新映画です。

物語は、6度も暗殺をくぐり抜けた大富豪ザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)と、修道女の娘リーゼル(ミア・スレアプルトン)が奇妙なビジネス旅に巻き込まれるスパイ・ブラックコメディです。トム・ハンクスやスカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチなど、豪華キャストが名を連ねており、本作への期待が高まります。

期間限定で6月22日まで開催されるロンドンのポップアップバーは、映画の公開に先駆けて実際のセットや衣装のコンセプトを体験できる貴重な空間です。映画を観る前に、ポップアップバーでその世界観を“飲み干す”ことで、作品への没入感が増すこと間違いなしです。

『The Phoenician Scheme(原題)』は、日本では2025年9月19日(金)に劇場公開予定です。

( 情報・画像出典: bobbobricard – Instagram )

( 情報出典: Secret London )

作品の世界を体験できるイベントに関連する話題では、映画『ビートルジュース ビートルジュース』とコラボした、英国ファンタの「アフターライフ トレイン」キャンペーンも紹介しました。ロンドンでのポップアップやインタラクティブゲームなど、作品の世界を楽しめるイベントです。

また、「ウォレスとグルミット」をテーマにした期間限定の体験型イベント「ウォレスとグルミット グレイビーボート」も紹介しました。

先日、Airbnbに登場した『ストレンジャー・シングス』の世界観を再現したバイヤーズハウスも紹介しました。

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