葛飾北斎とウィリアム・モリスが彩るバンドエイドの救急用品コレクション

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アメリカの「バンドエイド(Band-Aid)」ブランドが、ニューヨークの「メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art/The Met)」と提携し、美術館の収蔵作品をデザインに取り入れた救急用品のコレクションを発表しました。

このコレクションでは、葛飾北斎ウィリアム・モリス(William Morris)の名作が施された製品が展開され、日常のケアにアートを取り入れる新しいスタイルを提案しています。

目次

葛飾北斎とウィリアム・モリスのデザインが融合したバンドエイドの新提案

このコレクションは、2種類のデザインの救急バッグを中心に展開されています。

一つは葛飾北斎の迫力ある「神奈川沖浪裏(The Great Wave)」、もう一つはウィリアム・モリスの愛らしい「ブラザーラビット(Brother Rabbit)」があしらわれています。

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さらに、中身をカスタマイズできる救急バッグには、北斎のデザインが施された金属製の絆創膏缶もラインナップ。

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缶の中には、「神奈川沖浪裏(The Great Wave)」だけでなく、「相州箱根湖水図(The Lake at Hakone in Sagami Province)」「青地に黄色の菊(Yellow Chrysanthemums on a Blue Ground)」といった、北斎の異なる魅力が詰まったデザインの絆創膏が含まれています。

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( 情報・画像出典: BAND-AID )

バンドエイドブランドは、これまで子供や家族向けのキャラクターデザインで親しまれてきましたが、今回のコラボレーションは、アートやファッションに関心のある大人たちに向けて、スタイルと機能性を両立させた特別なコレクションとなっています。

ニューヨーク出身のファッションアイコン、オリビア・パレルモ(Olivia Palermo)がアンバサダーとしてキャンペーンに参加し、「アートとケアのある暮らし」を提案しています。これは、ファッションやインテリアと同じように、ケアアイテムにも美意識を持ち込むという、新しい生活様式の提案ともいえるでしょう。

関連情報

美術作品と救急用品という一見異なる分野が組み合わさることで、文化をより身近に感じられる新しい体験が生まれています。このコレクションは、2025年4月6日からアメリカの大型スーパー「ターゲット(Target)」限定で販売されており、オンラインでも購入可能です。

残念ながら、現時点では日本での販売情報は発表されていません。日本の美術館でもこのようなコラボレーションが行われたら素敵ですね。

( 情報出典: Drug Store News )

アートに関連する話題では、ロンドンのチャリング・クロス駅がキース・ヘリング一色に染まったポップアップイベント「ヘリング・クロス」も紹介しました。アブソルート・ウォッカとの伝説のコラボが、地下鉄をアート空間に変えた2日間限定の試みです。

また、フィンセント・ファン・ゴッホの「アルルの部屋」を忠実に再現したAirbnbの宿泊施設「ヴァン・ゴッホの部屋」も紹介しました。

特別企画に関連する話題では、、2026年にロンドンで登場する「ポケモン・ポップアップショップ」と、シカゴで開かれる「ポケモン化石博物館」展も紹介しました。限定グッズや骨格展示など、子どもから大人までワクワクできる要素が詰まった国際コラボです。

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