今年は「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」が公開されてから25周年で、日本でもゴールデンウィークに25周年記念特別上映も行われていました。
その「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でジャー・ジャー・ビンクス役を演じた俳優、アーメド・ベスト氏が当時を振り返っています。
ジャー・ジャー・ビンクス役を演じたアーメド・ベスト氏、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」撮影当時を振り返る。
ファントム・メナスから25年が経ったなんて信じられません。
ジャー・ジャー・ファンの皆さん、ありがとうございます。
25年前、あなたたちはいつも私に愛を示してくれる若者でした。
ファントム・メナスでの一番の思い出は潜水艇の中です。
リーアム・ニーソンが後ろに座っていて、ユアン・マクレガーが操縦していました。
私は「Boom da gassar, den crashin der boss’s heyblibber, den banished.」と言うセリフがありましたが、その意味が全く分かりませんでした。なんともひどい。
Ahmed Best looks back on 25 years of #ThePhantomMenace, now in theaters. – @starwars
だから、私たちがそのセリフを言うたびに、3人で大爆笑してしまいました。
真顔を保つなんて不可能でした。
そして、リーアムの口ひげが笑いすぎて何度も飛びました。
だから私は、もうとことんふざけることにしました。
このセリフをありとあらゆる方法で言って、ジェダイたちを笑わせようと決めたんです。
アーメド・ベスト氏、役のジャー・ジャー・ビンクスが嫌われすぎて自殺も考えていた。
アーメド・ベスト氏は演じた役のジャー・ジャー・ビンクスが嫌われすぎて一時は自殺も考えていたようです。
メディアからの嫌悪感にさらされ続けて来年で20年になります。
スター・ウォーズでジャー・ジャー・ビンクス役の俳優、あまりの嫌われっぷりに自殺を考えたと明かす – BuzzFeed Japan
その嫌悪感は今でも私のキャリアに影響を与えています。
ここは、私がほとんど死にかけた場所。
今でもまだ、そのことを話すのは苦しいですね。
でも生き抜いたおかげで、こんな可愛いやつを授かりました。
この話、私の一人芝居として良いものになりますかね?
どう思いますか?
25年経った今、笑顔で振り返ることができるようになって良かったです。
アーメド・ベスト氏、ジェダイ役を演じる。
その後、アーメド・ベスト氏はルーカスフィルムが製作したドラマシリーズ「マンダロリアン」にはジェダイ役で出演しました。
( 出典: カレラン・ベク | Wookieepedia | Fandom )
嫌われ者ではなくジェダイとしての『スター・ウォーズ』シリーズへの帰還は、アーメドにとっても感慨深いものになったよう。
ジャー・ジャー・ビンクス俳優、『スター・ウォーズ』ドラマに出演!|シネマトゥデイ
アーメドは「感謝! 戻れてうれしい。伝えたいことがたくさんあって2日はかかりそうだけど、とりあえず今のところは、僕を支え、より良くしてくれた全ての人にありがとうと言いたい」とInstagramにつづった。
さいごに
アーメド・ベスト氏の撮影当時のエピソードは楽しそうな現場な雰囲気が伝わります。
「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」公開後、残念ながら演じたジャー・ジャー・ビンクスは不人気となってしまいました。
しかし、長期間におよぶ撮影の現場の雰囲気づくりにおいて、アーメド・ベスト氏は貢献したようです。
先日、AIを駆使して1950年代のSuper Panavision 70スタイルでリメイクされた有名映画を紹介しました。
その中に、「スター・ウォーズ エピソード1 / ファントム・メナス」も含まれています。
ぜひ、御覧ください!
また、Star Warsオリジナルシリーズ「The Acolyte」の発売を記念した、ドロイドデザインコンテストも開催中です。
米国の法的居住者のみという応募条件もあるのでなかなか難しいですが、条件にあてはまる方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
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