3Dモデルの制作は、時間と労力がかかる作業です。
しかし、3Dモデルアセットを利用すれば、作業時間を大幅に短縮することができます。
今回紹介するのは、ゲーム開発、映像制作、教育目的などにCC0ライセンスで利用できる無料の3Dモデルライブラリ「The Base Mesh」です。
記事執筆時点で、30カテゴリー、1127モデルを超える登録モデル。
すべてのモデルは現実世界のスケールに準拠しており、UV展開済みです。
コンセプトアート、ブロックアウト、プロトタイピングなどのワークフローを効率化をはかれます!
無料の3Dモデルライブラリ「The Base Mesh」
「The Base Mesh」はイギリスのロンドンでフリーランスの3D アーティストをされている、TIM STEER さんが運営する3Dモデルライブラリです。
記事執筆時点で 30カテゴリー、1127モデル登録
「The Base Mesh」には、
- アクセサリー
- 動物
- 建物
- 衣類
- 食べ物
- 家具
など記事執筆時点で、30カテゴリー、1127モデル登録されています。
すべての3Dモデルは現実世界のスケールに準拠しており、UV展開済みになっています。
モデルはすべてCC0ライセンス
「The Base Mesh」の3DモデルはすべてCC0ライセンスとなっています。
CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することができるようになります。
CC0について ― “いかなる権利も保有しない” | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
商用にも安心して使えます!
「The Base Mesh」のポイント
「The Base Mesh」は、以下の点から3Dアーティストやクリエイターにとって非常に有用です。
- 無料:すべてのモデルが無料で利用可能なので、予算を気にせずに利用することができます。
- 豊富な種類:アクセサリー、動物、建物、衣類など、さまざまな種類のモデルが用意されています。
- 商用利用可能:すべてのモデルはCC0ライセンスで提供されており、商用利用も可能です。
- 使いやすい:モデルは低解像度で作成されているため、ゲームエンジンに直接インポートしたり、ローポリ/ハイポリアセットに迅速に変換したりすることができます。
さいごに
「The Base Mesh」は、ゲーム開発、映像制作、教育目的などに利用できる無料の3Dモデルライブラリです。豊富な種類のモデルが用意されており、商用利用も可能です。
3Dアーティストやクリエイターにとって非常に有用な3Dモデルライブラリと言えるでしょう。
先日、アセット等を使用して映画やテレビ番組のシーンを再現し、効率的にBlenderの技術を向上させる方法を解説したYoutubeチュートリアルを紹介しました。
「The Base Mesh」は無料・CC0ライセンスで利用できるので、効率的に映画やテレビ番組のシーンを再現するには最適ですね。
3DCG制作がサクサクはかどりそうです!
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