ゴッホの名作『星月夜』を再現する広大な庭園が来春オープン! スターリーナイト・リトリート

「スターリーナイト・リトリート」の画像
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フィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』を再現した壮大な庭園「スターリーナイト・リトリート」が、来年の春にボスニア・ヘルツェゴビナで開園します。

20年以上の構想を経て、来年5月に一般公開され、絵画と自然の美しい融合を楽しむ庭園として訪れる人々を迎え入れます。

目次

トラクターの跡がゴッホの『星月夜』の渦巻く曲線を想起させた

20年前、実業家でアート愛好家の Halim Zukic 氏は、故郷ボスニア・ヘルツェゴビナのヴィソコ近郊に173エーカーの土地を購入しました。

この広大な土地に、自然と一体になれるようなリトリートを作りたいと考えたのです。

リトリートとは、日常から離れ、静かな環境で心身を休め、自分と向き合うための時間や場所のこと。

「スターリーナイト・リトリート」の画像

そして2018年、彼はトラクターの跡がゴッホの『星月夜』の渦巻く曲線を思い起こさせる瞬間に直感を得て、その直感に従って広大な地形のデザインに挑戦を始めました。

画面右の円形の部分は「太極図」のように見えます

庭園デザインと自然素材で描く『星月夜』の世界

Halim Zukic 氏と彼のチームは、土地の起伏を生かし、ラベンダーやハーブを植えて『星月夜』を再現しました。

「スターリーナイト・リトリート」の画像

まっすぐな線は一切なく、自然な曲線と色彩が織りなす、まるで絵画のような風景が広がります。

中心には25エーカーの公園があり、自然の円形劇場のような集会スペースが設けられ、アートと自然が美しく調和しています。

「スターリーナイト・リトリート」の画像

上空からの景観だけでなく、歩行者の視点での景観も気になるところです

このプロジェクトについて、ホスピタリティマネージャーの Merjem Zukić 氏は次のように述べています。

フィンセント・ファン・ゴッホと、犠牲を払ってでも情熱を勇敢に追い求める人々を称えるものです。

このリトリートを自然と芸術が融合したユニークな空間と捉えており、訪れる人々が自分自身の本質的な要素と再びつながり、感覚を刺激できる場所だと考えています。

( 文・情報出典: A Sprawling Garden Opening Next Spring Embodies Van Gogh’s ‘Starry Night’ — Colossal )

( 画像出典: A Sprawling Garden Embodies Van Gogh’s ‘Starry Night’ – YouTube )

スターリーナイト・リトリートの映像

スターリーナイト・リトリート実際の映像

スターリーナイト・リトリート建設中の風景

さいごに

スターリーナイト・リトリートは、来年5月に一般公開されます。

訪れる人は、この壮大な庭園で自然とアートに包まれた特別な体験ができるでしょう。

先日、3DCGソフト Blenderのジオメトリノード ヘアーシステムを使ってモフモフに表現された『星月夜』や『モナ・リザ』を紹介しました。

また、フラワーカーペット2024というイベントでブリュッセルに出現した約100万本の花の絨毯を紹介しました。

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