Franziska Dierschkeさんが作った銃型のデジタルカメラ、「Aimat gun camera」を紹介します!
残念ながら、このカメラはコンセプトのみで、製品ではありません。
しかし、「Aimat gun camera」には写真撮影が楽しくなりそうな魅力があります!!
銃型のデジタルカメラ「Aimat gun camera」
銃型のデジタルカメラ「Aimat gun camera」はFranziska Dierschkeさんがデザインしました。
この画像の引用元の投稿は2009年11月26日。
コンセプトのみが存在し、その後も結局販売されることはなかったようです。
おもちゃのような外観なので、銃にも間違えられにくい……はず!
銃型のカメラというコンセプトは過去にも存在する
銃型のカメラというコンセプトは過去にも存在しています。
いくつか紹介します。
トンプソンのリボルバーカメラ 1862年
( Science Museum Group. Thompson’s Revolver Camera. 1991-5101Science Museum Group Collection Online. Accessed 15 July 2024. https://collection.sciencemuseumgroup.org.uk/objects/co205190/thompsons-revolver-camera-camera.)
トンプソンのリボルバーカメラ、シリアル番号 44、A Briois 社製、パリ 1862 年。カメラ本体に「Thompson Invtr、A Briois、4 rue de la Douane、パリ、Brevete SGDG、No.44」と刻印されています。
トンプソンのリボルバーカメラ。トンプソン氏によって設計され、フランスの A Briois 社によって 1862 年に製造されました。
トンプソン氏はほとんど知られていないイギリス人だが、アメリカ人のサミュエル・コルトが発明したコルト・リボルバーからインスピレーションを得たことは間違いない。
その名の通り、リボルバー カメラは拳銃の形をしています。ただし、弾丸の代わりに、カメラ本体を形成する真鍮のシリンダーには円形のガラス板が入っています。撮影するたびに、このシリンダーの背面が 90 度回転します。こうすることで、リロードせずに 4 回の連続「ショット」を撮影できます。木製のピストル グリップにより、片手でカメラをしっかりと保持でき、もう片方の手でコントロールを自由に操作できます。
トンプソンのカメラは斬新で独創的であったが、商業的には成功しなかった。製造された正確な数は不明だが、現存するカメラのシリアル番号から判断すると、100 台未満が製造されたと推測される。
( 出典: Thompson’s Revolver Camera | Science Museum Group Collection )
エティエンヌ=ジュール・マレーの写真銃 1882年
( “Chronophotographic gun-CnAM 16955” by Étienne-Jules Marey (1830–1904) is licensed under CC BY-SA 3.0 France. Source: [File:Chronophotographic gun-CnAM 16955-IMG 5275-gradient.jpg – Wikimedia Commons] )
エティエンヌ=ジュール・マレー(Etienne-Jules Marey、1830年3月5日、ボーヌ – 1904年5月16日、パリ)はフランスの生理学者、医師。1867年からコレージュ・ド・フランスで教鞭を執った。
1882年、ライフル銃の形をした連続写真撮影機である写真銃を発明し、映画撮影機の原型となった。鳥の飛翔や人物の動きの連続写真を撮り、その動きを解析することで自らの研究に役立てた。
( 出典: エティエンヌ=ジュール・マレー – Wikipedia )
( “Le Fusil photographique” by Louis Poyet (1846–1913) is licensed under CC0 / Public Domain )
日本製 マミヤピストル 1954年
( 出典: Mamiya Pistol Camera | A00616 – Photographica Auction )
製造台数100台とも250台と言われている全てが警察に納入され、市販されなかった。そのほとんどが廃棄処分となっており稀少品。カメラ上面中央に警察のマークが入っていたが「廃棄扱い」にする際消されたものが多い。ファインダーはなく照準で画面中央を狙えるのみ。「撃鉄」が巻き上げレバー、セルフコッキング。24×18mm(ハーフ)判。レンズは3群3枚ピント固定。露出は1(F5.6 1/50秒)、2(F5.6、1/100秒)、3(F5.6、1/150秒)、4(F8 1/150秒)、5(F11 1/150秒)、6(F16 1/150秒)から選択。
( 出典: マミヤ・オーピーのカメラ製品一覧 – マミヤ・オーピーのカメラ製品一覧の概要 – わかりやすく解説 Weblio辞書 )
「Aimat gun camera」が製品化していれば、これらの流れを組んだデジタルカメラとなったかもしれませんね。
さいごに
銃型のデジタルカメラ、「Aimat gun camera」を紹介しました。
銃と間違われる可能性など心配な点もありますが、コンセプトはすばらしいです!
この銃で仲間内で撮影しあえば、楽しげな写真が撮れそうです!!
先日、スーツケースを開けたら車に変形するスーツケースカーを紹介しました。
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