約6kgのムチムチボディで王座獲得! マーモットの“ぽっちゃり総選挙”「Fat Marmot Week 2026」

コロラド州のロッキー・マウンテン生物研究所(RMBL)で開催された、「Fat Marmot Week 2026」の画像。
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思わず二度見してしまう、ムチムチの野生動物「キバラマーモット(Yellow-bellied marmot)」。

そんなマーモットたちが、冬眠に向けてどれだけ体重を増やせるかを競うユニークなイベント「Fat Marmot Week(ファット・マーモット・ウィーク)」がアメリカで初開催されました。

コロラド州の高山に暮らす8匹がエントリーし、体重の増加量を競う「mass gain」一般投票の2部門で対決。

まるでアイドル総選挙のような盛り上がりを見せた大会で、初代“ぽっちゃり王者”が決定しました。

目次

アラスカの「ヒグマ」に続け! 世界一平和でぽっちゃりな総選挙

「Fat Marmot Week」は、コロラド州の高山にあるロッキー・マウンテン生物学研究所(RMBL)の「Marmot Project」が、2026年に初めて開催したイベントです。

モデルになったのは、アラスカで行われている人気イベント「Fat Bear Week」。

冬眠前にたっぷり体重を増やしたクマたちを応援するイベントにならい、「Fat Marmot Week」ではキバラマーモットが主役になりました。

コロラド州のロッキー・マウンテン生物研究所(RMBL)で開催された、「Fat Marmot Week 2026」の画像。

 
とはいえ、単純に「一番大きいマーモット」を決める大会ではありません。

マーモットにとって夏は、長い冬眠を生き抜くための重要な準備期間です。

草や野花などをたくさん食べて体重を増やし、冬になると地下の巣穴で数カ月にわたる冬眠に入ります。

キバラマーモットは夏のあいだに体重がおよそ2倍になることもあり、冬眠中には最大で体重の半分ほどを失うとされています。

そのため、夏に十分な脂肪を蓄えられるかどうかは、春まで生き残れるかにも関わります。

つまり「もっと食べて!」という応援も、冗談のように見えて実はマーモットの生存戦略を応援する行為なのです。

 
2026年の「Fat Marmot Week」には、8匹のキバラマーモットがエントリー

8月24日から29日まで投票が行われ、体重の増加量を競う「mass gain」に加えて、一般投票による人気対決も実施されました。

コロラド州のロッキー・マウンテン生物研究所(RMBL)で開催された、「Fat Marmot Week 2026」の画像。

( 画像出典: FAT MARMOT WEEK )

そして投票総数は、なんと2万3,000票以上

マーモットの「太る」という生存戦略を楽しく紹介しながら、長期的な野生動物研究への関心を高めるイベントとして、大きな盛り上がりを見せました。

体重13ポンド超え! 初代王者ドーン(Dawn)の圧倒的存在感

「THE PEOPLE HAVE SPOKEN(人々の声が届いた)」——そんな宣言とともに、2026年8月30日、記念すべき初開催の「Fat Marmot Week」の王者が発表されました。

栄えある初代チャンピオンに輝いたのは、6歳のキバラマーモット「Dawn」です。

コロラド州のロッキー・マウンテン生物研究所(RMBL)で開催された、「Fat Marmot Week 2026」の画像。

 
Dawnは、体重の増加量を競う「mass gain」と一般投票の2部門で見事に勝利

まさに“二冠”を達成しました。

夏のあいだにたっぷりと体重を増やしたDawnは、最終的に約6kg(13.2ポンド)に到達。

マーモット・プロジェクトの共同リーダーを務める Julien Martin 氏も、「これまで測定した中で最も重い個体の1匹。6kgは、この種としては本当に巨大です」と驚きを語っています。

 

キバラマーモットにとって、夏の「爆食い」は単なる食欲ではありません。

冬眠前に草や野花などをたっぷり食べて脂肪を蓄え、約7~8ヶ月間におよぶ冬眠を乗り切るための重要な生存戦略なのです。

そう考えると、Dawnの圧倒的な“ムチムチボディ”は、厳しい冬を生き抜くために蓄えた生命力の証ともいえます。

関連情報

一見すると、マーモットの“ぽっちゃり具合”を楽しむユーモラスなイベント。

しかし、その背景には、長年にわたる研究を未来へつなぐための研究者たちの挑戦がありました。

 
1962年に始まったRMBLのマーモット研究は、個体を識別して追跡する哺乳類研究として、世界で2番目に長い歴史を持つとされています。

公的な研究資金が削減されるなか、マーモット研究チームは、成人向けソーシャルメディアサービス OnlyFansに「OnlyMarms」というアカウントを開設。

マーモットの日常を発信するユニークな資金調達が注目を集め、寄付や仮想通貨コミュニティからの支援などを合わせて、10万ドル以上の資金が集まりました

 
「Fat Marmot Week」は、マーモットが冬を生き抜くための“爆食い”を楽しく伝えながら、野生動物研究の大切さにも目を向けてもらうイベントです。

2026年大会は幕を閉じましたが、主催者はすでに「Fat Marmot Week 2027」の開催を予告しています。

 

来年はどんなキバラマーモットがエントリーし、どんな“ぽっちゃりスター”が誕生するのか。

今から春の目覚めと、次回大会の開催が楽しみです。

( 情報・画像出典: FAT MARMOT WEEK )

( 情報・画像出典: RMBL Marmot Project / Instagram )

( 情報・文出典: The Guardian )

動物に関連するユニークなキャンペーンの話題では、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス』のキャラクターに扮した保護犬たちを紹介する「Stranger Dogs」キャンペーンも紹介しました。

SNSで話題になり、譲渡希望者の関心を高めています。

また、フランスのマクドナルドが発表した、世界初の犬向けハッピーセット「Happy Doggy」も紹介しました。

フライドポテトやアップルパイをモチーフにした全4種の犬用トイで、噛んだり転がしたりして遊べます。

動物に関連するユニークなイベントの話題では、アラスカ・アンカレッジで開催される冬の祭典「ファー・ランデブー・フェスティバル」も紹介しました。

冬の終わりを祝う12日間のイベントでは、トナカイに追いかけられるユニークなレースから、花火、犬ぞり、雪像コンテストまで、多彩な催しが繰り広げられます。

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