

ネット配信でサッカーを観戦中、まだ画面内ではチャンスの局面なのに、隣の家から大歓声が聞こえてきて結末を察してしまう——。
そんな現代のスポーツ観戦における最大の敵「配信ディレイ(遅延)」を、まさかのポテトチップスの空き袋で解決しようというユニークなキャンペーンがブラジルで注目を集めています。
現地時間2026年6月29日(日本時間30日未明)、日本代表との激闘で沸くブラジルで、Lay’s が展開したのが、公式スポンサーならではの遊び心あふれるキャンペーン「Lay’s Anti-Delay’s(アンチ・ディレイ)」です。
アルミの輝きが電波を救う?! ポテトチップス袋アンテナ「Lay’s Anti-Delay’s」
Lay’sが発表した「Lay’s Anti-Delay’s(アンチ・ディレイ)」は、食べ終わったLay’sの空き袋を使って、テレビ用アンテナを工作するというユニークな体験型キャンペーンです。


ブラジルでは近年、インターネット配信は地上波放送よりも数秒遅れて映像が届くことがあり、「自分の画面ではまだ試合中なのに、近所の歓声でゴールを先に知ってしまう」という“配信ディレイ”がサッカーファン共通の悩みとなっています。
そこでLay’sは、ブランドプラットフォーム「Tem Lay’s, Tem Jogo(Lay’sがあれば試合がある)」の一環として、この身近なストレスを遊び心たっぷりに表現しました。
キャンペーンでは、ポテトチップス袋の内側にあるアルミ蒸着フィルムに着目し、空き袋を「地上波デジタルアンテナ」に変身させるDIYガイドを公式SNSで公開しています。
組み立てはわずか6ステップです。
01|準備:Lay’sの空き袋、ハサミ、セロハンテープ、金属製のペーパークリップを用意。


02|下準備:袋を開き、内側のアルミ面を洗ってしっかり乾燥。


03|カット:中央から直径約10cmの円を切り抜き、残った部分を幅約2cmの帯状にカット。


04|組み立て:帯を銀色の面が外側になるようにつなぎ、円はコーン(円錐形)に成形。反対側にクリップを固定。


05|接続:クリップをテレビ背面の地上波アンテナ入力端子「ANT 1 IN(AIR)」へ接続し、チャンネルをスキャン。


06|完成:コーン部分をテレビ背面にテープで固定すれば完成です。


( 画像出典: LAY’S® Brasil / X )
Lay’sは、「効果には個人差があります」というユーモアを交えた注意書きや、安全に関する免責事項もあわせて掲載しています。
もちろん、実際に受信性能の向上を保証するものではありませんが、「配信より遅延の少ない地上波で試合を楽しもう」というメッセージを、ポテトチップスの空き袋という身近なアイテムで表現した発想は秀逸です。
鮮やかなブランドカラーを基調にした組み立て説明書風のグラフィックや、DIY工作を思わせる演出によって、広告そのものを楽しめるコンテンツへと昇華した、Lay’sらしい遊び心あふれるキャンペーンとなっています。
宇宙人も配信ディレイに悩む? ユーモア全開のSNS展開
一方で、ポップなDIYチュートリアルとは対照的に、公式SNSではシネマティックなキャンペーンビジュアルも展開されています。
舞台は夜のサッカースタジアム。
雷雲が立ち込める上空には巨大なUFO(未確認飛行物体)が浮かび、その中心から放たれる黄色いビームが、『Lay’s Anti-Delay’sキット』を空へと吸い上げるドラマチックな演出が描かれています。


( 画像出典: LAY’S® Brasil / X )
公式SNSでは、「前回のブラジル戦では宇宙人のアブダクションが話題になっていたが、どうやら彼らのテレビにも遅延があったらしい」というユーモラスな設定のもと、宇宙人に向けて『Lay’s Anti-Delay’sキット』を贈るストーリーが展開されるなど、キャンペーンならではの遊び心ある世界観が発信されています。
ビームに照らされたボックスの中には、Lay’sの袋やハサミ、テープ、ペーパークリップ、組み立てガイドが美しく配置され、芝生や舞い上がる土煙までリアルに描写されています。
まるでSF映画のワンシーンを思わせるフォトリアルなビジュアルは、DIY工作とのギャップが印象的で、日常のちょっとした不満を壮大なエンターテインメントへと昇華した、Lay’sらしいユーモアとクリエイティブを象徴する仕上がりとなっています。
関連情報
この「Lay’s Anti-Delay’s」キャンペーンは、ブラジルのバス停や街頭時計などの屋外広告(OOH)に加え、現地の人気インフルエンサーによる動画チュートリアルを通じて、大きな話題を呼んでいます。
ネット配信の普及で観戦環境は大きく進化した一方、数秒〜数十秒の遅延が“リアルタイム体験”を奪う新たなストレスも生まれました。
Lay’sはそのギャップに着目し、ポテトチップスという日常的なアイテムを使って、問題を軽やかなユーモアへと変えています。
記事執筆時点の2026年6月30日、日本代表がブラジル代表との北中米ワールドカップ決勝トーナメントで1-2の惜敗を喫した直後という状況も重なり、「ゴールをリアルタイムで見届けたい」というファンの思いがより身近に感じられるキャンペーンとなっています。
( 情報・文・画像出典: LAY’S® Brasil / X )
Lay’s×2026 FIFAワールドカップの話題では、Lay’sが大会に合わせて展開する、世界各国の食文化をテーマにした全40種の限定ポテトチップスも紹介しました。
各国料理を再現したフレーバーが世界各地で発売されるほか、国ごとに異なるラインナップも用意されています。


2026 FIFAワールドカップの話題では、ブラジルのマクドナルドが展開するW杯企画「Seleções do Méqui」も紹介しました。
各国代表をバーガーで表現した日替わりメニューに加え、CM演出やパニーニのステッカー施策を組み合わせ、観戦体験そのものを再構築するキャンペーンです。


また、ブラジルのスターバックス限定のサッカー仕様「ベアリスタ」も紹介しました。
サッカーボールをモチーフにしたキャップが特徴で、2026年ワールドカップ開幕を前に現地ファンの期待を集めるコレクターズアイテムとなっています。


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