

ホラー映画『死霊館』シリーズの最新作『死霊館 最後の儀式』(原題:The Conjuring: Last Rites)の公開を前に、アメリカの映画館「Marcus Theatres」では公式ライセンスグッズとして「アナベル ポップコーンバケット」が登場しました。
この“呪われたポップコーンバケット”は、見た目のインパクトだけでなく、実際の呪われた人形アナベルとの関連性がファンの心をつかむ、”体験型グッズ”です。
不気味な笑顔が特徴のアナベルポップコーンバケツ
この限定版ポップコーンバケツは、映画に登場するアナベル人形を忠実に立体化。白いドレス、赤いリボン、三つ編みの髪型、そして不気味な笑顔までしっかり再現されています。
バケット本体は木目調の円筒形で、アナベルが足でしっかりと挟み込み、縁に手をかけてこちらを見つめるポーズをとっています。


映画のロゴ「THE CONJURING LAST RITES」があしらわれており、食べるたびに“彼女に見られている”ような感覚を味わえます。サイズは85オンス(約2.5リットル)と大容量。
恐怖とスナックを同時に抱える覚悟が必要です。
“現実の呪い”が形に──アナベルバケットで味わうホラーの境界
アナベル人形にはモデルとなった実在の人形が存在します。
それが1970年代に起きた「呪われた人形事件」。ラガディ・アンという布製の人形が原因で、持ち主の周囲で数々の怪異が発生したというもので、ウォーレン夫妻が回収して以来、今も米コネティカット州の博物館で厳重に封印されています。
映画では、よりホラー的にアレンジされ、陶器製の怖い顔をしたアナベルとして登場します。このポップコーンバケットも、その映画版アナベルを忠実に再現しています。


実在する呪いの逸話と映画の虚構が交錯することで、アナベルはただのキャラクターを超えた存在となりました。今回のバケツも、そんな“現実とフィクションの境界”を楽しむ仕掛けと言えるでしょう。
現在、このアナベルバケットはMarcus Theatres公式通販サイトで購入可能で、価格は$44.99(約6,700円・送料別)。9月4日から劇場販売も開始予定です。
関連情報
『死霊館 最後の儀式』は、実在した心霊研究家・ウォーレン夫妻が挑む“最後の事件”を描いたシリーズ完結編です。これまで登場したアナベルや悪魔のシスター・ヴァラク、数々の呪われたアイテムたちが一堂に会し、原点であるアナベル人形の存在感も再び強調されます。
監督は、後期シリーズを支えたマイケル・チャベス。
そして、エド役のパトリック・ウィルソンとロレイン役のヴェラ・ファーミガが引き続き出演し、10年以上続いたこのホラーシリーズの幕を閉じます。
映画『死霊館 最後の儀式』は、日本では2025年10月17日に公開予定です。
( 情報・画像出典: Marcus Theatres )
( 情報・画像出典: Marcus Theatres / Instagram )
ポップコーンバケツに関連する話題では、映画『悪魔の毒々モンスター』リブート版のアメリカ公開にあわせて登場した、Cinemark限定ポップコーンバケツも紹介しました。有害廃棄物ドラム缶をモチーフにした異様なデザインが、映画の世界観をリアルに再現しています。


また、映画『M3GAN 2.0』の上映にあわせて登場した、AI人形ミーガンの顔型ポップコーンバケツも紹介しました。頭の中からポップコーンを取り出すという異色のプロダクトです。


Marcus Theatresに関連する話題では、Marcus Theatresで販売される、見た目と中身が入れ替わったディズニー映画『シャッフル・フライデー』限定ポップコーン&ドリンクカップも紹介しました。母娘だけでなく家族全員が入れ替わる混乱を、バケツとカップの“見た目の逆転”で表現しています。


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