

ハンバーガーに、ピンクに彩られたスケートリンク、そして等身大のバービーボックス。
そのどれもが、まるでバービーのドールハウスに迷い込んだかのような、最高にフォトジェニックで遊び心あふれる体験が詰まった空間——それが、「Malibu Barbie Cafe(マリブバービーカフェ)」。
1970年代のマリブをテーマに、レトロでグルーヴィーな世界観をまるごと再現した、ポップアップ型の体験型レストランです。
アメリカではこれまでにニューヨーク、シカゴ、マイアミなど6都市で開催され、2025年夏はサンディエゴ、さらに初の海外展開としてオーストラリア・メルボルンにも上陸。今後の展開にも注目が集まっています。
バービーの世界で楽しむ! アクティビティが盛りだくさん
このカフェの最大の特徴は、訪れた瞬間から“バービーの世界”に没入できることです。アイコニックなファッションドール「バービー」の世界観を現代に再構築し、食・音楽・ファッション・レクリエーションを融合させた空間が展開されています。
ピンク、レトロ、ビーチカルチャー、そして懐かしい70年代のマリブをテーマに、壁紙やネオンサイン、家具、プレート、スケートリンクに至るまで緻密に設計され、空間全体がまるで巨大な“プレイセット”のようです。
特に目を引くのは、等身大のバービーボックス。訪れた誰もが思わずポーズを決めたくなる人気のフォトスポットです。


スケートリンクも併設されており、「Let the Good Times Roll(楽しい時間を過ごしましょう)」と書かれたバービー×インパラのコラボリンクを、アップビートな曲に合わせてローラースケートで滑る体験は、まさに映画のワンシーンのようです。


Tシャツやサーフボードなどの限定バービーグッズの販売や、カップケーキデコレーション教室やペイントパーティーも開催されており、ファミリーでも一日中楽しむことができます。


( 画像出典: Barbie Cafe )
さらに、カフェの収益の一部は、カリフォルニアの山火事の被災者支援としてアメリカ赤十字に寄付されるなど、社会貢献性も兼ね備えています。楽しみながら、誰かの助けになることができるのも、このカフェの魅力の一つです。
一流シェフが手がける!
美味しさと楽しさが融合したバービーのメニュー
見た目だけでなく、料理も一流シェフによる本格派です。アメリカ版では、『マスターシェフ』ファイナリストのベッキー・ブラウンが手がけ、バービーらしい遊び心を加えたアレンジが特徴です。
例えば、たっぷりソースがかかったチーズバーガーや、バービーのボートに乗ったミニカップケーキなど、視覚的にも楽しめるメニューが揃っています。


( 画像出典: Barbie Cafe )
ドリンクにおいても、ピンクのコンバーチブルカーに乗ったジュースやカラフルなカクテルが提供され、“映える×美味しい”が徹底されています。
さらに、21歳以上限定の「ケン カバナ(Ken Kabana)」では、70年代のマリブをテーマにしたクラフトカクテルも楽しめます。大人も本気で楽しめる設計が施されており、幅広い世代が満足できる体験が提供されています。
関連情報
この「Malibu Barbie Cafe」は、ニューヨーク、シカゴ、ミネアポリス、マイアミ、オースティン、ヒューストンと、アメリカ各地を巡回してきた人気企画です。2025年6月27日にはオーストラリアのメルボルンで開催がスタートし、さらにサンディエゴでは7月11日からの限定オープンが予定されています。
残念ながら、日本での開催は現時点では未発表ですが、公式ウェブサイトには「Vote for Your City(あなたの街に投票)」という項目があり、日本のファンの声が届けば、いつか日本でもこの夢のようなバービーの世界を体験できる日が来るかもしれません。
( 情報・画像出典: Barbie Cafe )
( 情報出典: NBC 7 San Diego )
( 情報出典: Campaign Brief )
バービーに関連する話題では、アメリカの大手通信企業ベライゾンとバービーがコラボレーションし、ニューヨーク市にオープンした実物大の「バービー・ストリームハウス」も紹介しました。


ポップアップに関連する話題では、ウェス・アンダーソンの最新作『The Phoenician Scheme(原題)』に登場するラグジュアリーバーを現実に再現した「マルセイユ・ボブズ」も紹介しました。細部までこだわり抜かれた空間と、映画由来の特製ドリンクが魅力の期間限定イベントです。


また、「ウォレスとグルミット」をテーマにした期間限定の体験型イベント「ウォレスとグルミット グレイビーボート」も紹介しました。


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