1980年代に多くのファンを魅了したアニメ『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の公式続編が、2024年12月6日にブラジルのコミコンで発表されました。
タイトルは「ダンジョンズ&ドラゴンズ: ザ・ロストエピソード」。
このプロジェクトは、ハズブロの公式アクションフィギュアを使用したストップモーション技術で制作され、40年の時を経て再び物語が蘇ります。
ストップモーションで蘇る!ダンジョンズ&ドラゴンズの新エピソード
「ダンジョンズ&ドラゴンズ: ザ・ロストエピソード」本編
動画タイトル | CAVERNA DO DRAGÃO: O EPISÓDIO PERDIDO – YouTube |
動画時間 | 14:35 |
言語 | ポルトガル語(ブラジル) |
公開日 | 2024/12/14 |
配信チャンネル | Jovem Nerd |
「ダンジョンズ&ドラゴンズ: ザ・ロストエピソード」予告編
予告編は英語字幕つきです
動画のポイント
40年越しの“続編”が実現!ファンの想いを込めたプロジェクト
1980年代に打ち切られたアニメ『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は、その魅力的な世界観で多くのファンを魅了し、続編を待ち望む声が長年にわたり寄せられていました。
そして2024年、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の50周年を記念して、その願いがついに実現しました。
新作エピソード「ダンジョンズ&ドラゴンズ: ザ・ロスト・エピソード」は、オリジナルの雰囲気を保ちながら現代的な要素を加え、幅広い世代が楽しめる作品に仕上がっています。
脚本は、ブラジルの人気YouTubeチャンネル「Jovem Nerd」のインフルエンサーたちが担当。
彼らはファンの長年の愛情に応えるべく、SNSやインターネット上の「ファン理論」をリサーチし、それをもとに新たなストーリーを構築しました。
- 「主人公が死んで地獄に閉じ込められている」
- 「ダンジョン マスターが真の悪役である」
など、ファンの間で語り継がれてきた多くの仮説が新作の土台となっています。
その結果、オリジナル版の世界観を忠実に引き継ぎつつ、新しい視点を加えた物語が完成しました。
懐かしさと新鮮さが同居する本作は、往年のファンはもちろん、新世代の視聴者にも楽しめる作品となっています。
当時のブラジル版声優陣が、故人を除いて再集結しているそうです!
ストップモーションアニメで蘇るファンタジー世界
「ザ・ロスト・エピソード」の制作には、YouTubeチャンネル「Os Bonequinhos」のクリエイターたちが参加しています。
アニメはハズブロの公式アクションフィギュアを使用したストップモーション技術で制作され、オリジナル版の雰囲気を見事に再現。
物語は、ジェットコースター「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に乗った6人の若者が魔法の世界に迷い込み、現実世界への帰還を目指す冒険を描いています。
ダンジョンマスターの指示のもと、強大な敵ベンジャーに立ち向かいます。
さいごに
公開直後、アニメはハズブロと人気YouTuber「Jovem Nerd」の公式チャンネルで配信され、SNSでは数千の投稿が寄せられ、多くのファンが熱い感想をシェアしています。
ハズブロのマーケティングディレクター、Marina Uccelli 氏は、
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のこのエピソードの制作は、単なるマーケティングキャンペーンではありません。
このグループの素晴らしい冒険を追いかけて育ったファンコミュニティと一緒にお祝いするのです。
と語っています。
プロジェクトに合わせて登場するアクションフィギュアのコレクションは、ハズブロの公式通販サイトで販売予定です。
先日、人気テーブルトークRPG「ダンジョンズ & ドラゴンズ 2024 PLAYER’S HANDBOOK」のイラストがAIアート疑惑をかけられ、イラストレーターがAIの使用を否定したという話題を紹介しました。
また、ボリューメトリック ディスプレイでゲーム「DOOM」を表示した動画を紹介しました。
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