

植物の構造を模倣し都市部に植物や種子を広めるランニングシューズのアウトソール「Rewild the Run」を紹介します!
作ったのはデザイナーのKiki Grammatopoulosさん。
このランニングシューズのアウトソールは「オナモミ」と「ライオンゴロシ」からヒントを得て3Dプリントで作られました。
「Rewild the Run」プロジェクト
「Rewild the Run」は動物の毛皮に付着して種子が運ばれる付着現象を模倣する
セントラル・セント・マーチンズ卒業生のKiki Grammatopoulosさんは、「Rewild the Run」と名付けたプロジェクトの一環として、都市部に植物や種子を広めるのに役立つ、厚くて剛毛のランニングシューズのアウトソールを開発した。
グラマトポロス氏はこのプロジェクトでバイオミミクリー(生体模倣)技術を採用し、自然界の要素を借用してスニーカーのアウトソールを作成した。アウトソールは、履いた人が歩くときに土や植物質をつかむ小さなフックで密に覆われている。
このフックにより、靴は動物の毛皮に付着して種子が運ばれる付着現象を模倣することができる。
Rewilding trainers let people disperse plants as they run – dezeen






( 出典: Rewilding trainers let people disperse plants as they run – dezeen )
「アウトソールの分厚い外観と裂けた溝は、バイソンの蹄と、森に道を切り開くことで他の種の移動を促進するというこの動物の役割へのオマージュ」とGrammatopoulosさんは語っています。
「オナモミ」と「ライオンゴロシ」を参考にデザインされた
典型的なイガ種子を作る「オナモミ」と、果実が小さなトゲで覆われている「ライオンゴロシ」を参考にデザインされました。
オナモミ


“Xanthium strumarium” by Franco Folini , CC 表示 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=688163による
ライオンゴロシ


“Teufelskralle” by Furukama – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10223305による
ライオンゴロシと物騒な名前ですが、英名も「悪魔の爪(devil’s claw
)」となかなか印象的な名前がついています




( 出典: Rewilding trainers let people disperse plants as they run – dezeen )
アウトソールには「オナモミ」と「ライオンゴロシ」のようなフックがついています。
「Rewild the Run」は最終製品ではない
Grammatopoulosさんはロンドン大学セントラル・セント・マーチンズ校のマテリアル・フューチャーズ修士課程で「Rewild the Run」を制作した。このデザインは、将来の再野生化用シューズがどのようなものになるかを概念的に表現することを意図しており、最終製品ではない。
彼女のデモ用プロトタイプは、標準的なニューバランスのトレイルランニングシューズにフィットするようにモデル化され、ナイロンポリマーで 3D プリントされました。
Rewilding trainers let people disperse plants as they run – dezeen
Grammatopoulosさんは「ファッションとスポーツを利用して、野生化の理念に人々を参加させ、それを通じて自然と私たちの関係についてより広い視点で再考するよう促したい」とおっしゃっています。
さいごに
デザイナーのKiki Grammatopoulosさんがデザインしたランニングシューズのアウトソール「Rewild the Run」を紹介しました。
このアウトソールのように自然界にアイディアを求ることで、新たなクリエイティブのヒントが得られるかもしれません。
先日、同じく自然界から着想を得て3Dプリントで作られた時計ストラップを紹介しました。


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