

2025年8月1日、アメリカ郵便公社(USPS)が発行するのは、人気アニメ『スポンジ・ボブ』の公式「フォーエバー切手」。この切手コレクションは、大人の心にも響くデザイン性と懐かしさが詰まった逸品です。
発表イベントはニューヨークのタイムズスクエアで開催され、切手のデザインを手掛けたアートディレクターのサイン会も行われるほか、切手の購入も可能です。
4つのデザイン、全16枚の切手シートで『スポンジ・ボブ』の魅力を楽しむ!
USPSが発表したのは、『スポンジ・ボブ』の世界を表現した4種類のデザインです。この切手シートは全16枚(4種×4枚)で構成されており、どのデザインも遊び心満点。


( 画像出典: About.usps.com )
キャラクターの魅力を存分に引き出した構成で、以下のようなバリエーションがあります。
- 集合デザイン
スポンジ・ボブ、パトリック、サンディ、カーニ、イカルド、プランクトン、そしてペットのゲイリーが大集合。背景は海底の泡が舞うデザインで、にぎやかな一枚です。 - スポンジ・ボブの笑顔(その1)
大きな目と歯を見せた笑顔が印象的なクローズアップ。背景は彼の体を思わせる黄色のまだら模様で、見るだけで元気が出そうです。 - スポンジ・ボブの笑顔(その2)
こちらは口を閉じたバージョン。同じく彼の顔のアップですが、表情が微妙に異なり、少し落ち着いた印象を与えます。 - ボブとパトリック
海底で跳ね回る2人を描いたこのデザインは、動きのある構図と泡の背景が楽しい雰囲気を演出しています。


( 画像出典: USPS.com )
いずれのデザインも、『スポンジ・ボブ』らしいポップアート的な感性にあふれています。
26周年を迎えた『スポンジ・ボブ』、フォーエバー切手でその魅力を再発見
『スポンジ・ボブ』は1999年にアメリカで放送が開始され、2025年には26周年を迎えます。子どもの頃にこのアニメを楽しんでいた世代が、今や社会人や親世代となり、「懐かしさ」と「親しみ」を同時に感じる存在となっています。
今回の切手シリーズは、そんな“レトロ・ポップ”な魅力を郵便切手という日常的なアイテムに落とし込んだものです。


( 画像出典: USPS.com )
公式には「フォーエバー切手」と呼ばれ、購入時の値段にかかわらず、将来にわたってアメリカ国内のファーストクラス郵便1オンス(約28g)の料金として永続的に使用できる特別な切手です。たとえ郵便料金が値上がりしても、この切手は追加料金なしで使えるため、コレクターアイテムとしても実用的なメリットがあります。
この「時代を超えて使える」というコンセプトが、まさに長く愛されてきたスポンジ・ボブのキャラクターたちと重なります。
関連情報
この切手は、2025年8月1日にニューヨーク・タイムズスクエアでの発行記念イベントで販売がスタートします(現地時間8:00〜10:00)。このイベントは無料で、誰でも参加可能です。切手のデザインを手掛けたアートディレクターのGreg Breeding氏も登場し、サイン会も行われる予定です。
この時期にニューヨークを訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。特別なイベントを通じて、スポンジ・ボブの魅力を直接体験するチャンスです。
( 情報出典: USPS.com )
( 情報像出典: About.usps.com )
「スポンジ・ボブ」に関連する話題では、スポンジ・ボブの25周年を祝うイベント「The Krabby Patty Kollab」も紹介しました。このイベントでは、スポンジ・ボブにでてくるハンバーガー「カーニバーガー」にインスパイアされた、さまざまな料理が提供されました。


また、Paramount+の「Find Your Mountain」キャンペーンの一環として制作された、SFドラマの金字塔『スター・トレック』とアニメ『スポンジ・ボブ』がコラボしたプロモーション動画も紹介しました。


切手に関連する話題では、2025年に発売されるアメリカ郵便局(USPS)の新作切手も紹介しました。その中には著名なアーティスト、キース・ヘリングの作品をフィーチャーした切手も含まれています。


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